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[MOM2996]大成FW平川優大(3年)_スピードで流れ変え、勝ち越しアシスト

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大成高FW平川優大は勝ち越しアシストをするなど逆転勝ちに貢献した

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.19 選手権東京都Bブロック予選2回戦 石神井高 1-3 大成高 駒沢2]

 大成高の豊島裕介監督は逆転勝ちの原動力となった選手として、突破力で流れを変えたMF片原崇也(2年)と2ゴールのMF阪口駿(3年)の両翼、そしてFW平川優大(3年)の名を挙げていた。特に平川は相手のディフェンスラインと駆け引きし、そのスピードとポストワークでチームを好転。見事な勝ち越しアシストもしたFWの貢献度は大きかった。

 平川は後半開始から出場。「(豊島)監督に『後半から行くぞ』と言われていたので、1点入ってびっくりして自分が流れを変えなきゃと思って、気持ちを作りながらアップしていました」という平川は、ボールを呼び込みながら相手の背後のスペースを突く動きを繰り返す。

 そして1-1の後半15分、PA内左寄りの位置でボールを受けると、体勢良くPA外側にポジショニングしていたMF内田康平(3年)へラストパス。自分でシュートに持ち込むこともできたはずだが、「自分が決めると思っていましたけれども、もっと確実に決めたい。中見ても人がごちゃごちゃしていたし、内田だったら決めてくれるだろうという気持ちを込めて」というフォア・ザ・チームの姿勢と混戦の中でしっかりと遠くの選手を見つける力、正確な落としで勝ち越し点を演出した。

 大成の前線は、チームリーダーのFW杉田健(3年)と俊足FW平川、そしてこの日先発した大型FW尾崎元(2年)、1年生ながら10番を背負うFW原輝斗と先発争いが熾烈。平川はベンチスタートについて「悔しい気持ちはあるんですけれども」と前置きしたが、「チームのためになるように、相手が疲れた時に自分の足の速さをさらに活かせると思うのでそこを狙っています」と自分の役割をしっかりやり遂げる覚悟を口にしていた。

 この日は試合終盤に2度ビッグチャンスがあったが、決め切ることができなかった。「(インターハイを経験して) 全国のレベルはとても高いなと思って全国のために練習してきた」というFWは、よりレベルの上がる今後の試合で、しっかりと決め切って勝利に貢献する。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2019

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