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元ミランFWインザーギが告白「40歳でも現役のつもりだった。監督転身は弟の影響」

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ベネベントの指揮を執るフィリッポ・インザーギ監督(写真右)

 元ミランのレジェンドで、現在ベネベント指揮官を務めるフィリッポ・インザーギが、『DAZN(ダゾーン)』の取材に応じ、過去のエピソードを明かした。

 インザーギは2012年に38歳で現役引退すると、ミラン下部組織の指揮官に転身。ベネチア、ボローニャと渡り歩き、今シーズンからはセリエBでベネベントの指揮を執る。元ミランFWは、自身のキャリアを振り返り、当初は監督に転身するつもりがなかったことを告白した。

 2011-12シーズン限りでミランとの契約を終えた後も40代まで現役を続行することを検討していたインザーギ。しかしミランでの最終戦となった2012年5月のノバーラ戦で思い出に残るゴールを決めたことや、当時のミランCEOアドリアーノ・ガリアーニ氏や、すでにラツィオで指導者としてのキャリアを歩んでいた弟のシモーネ・インザーギらの影響もあり、決意を変えたことを説明した。

「ガリアーニと弟シモーネ、それに代理人の(トゥリオ・)ティンティのおかげだよ。彼らに説得されて、正しい道だと思えるようになったんだ。彼らが正しかったと言わざるを得ないね。正直、監督になることを考えたことは一度もなかった」。

「サッカー界に残るつもりではいたが、40歳でも引退なんて考えることはなかったはず。ノバーラ戦でプレーするまでは、これからも現役を続けるつもりでいた。だがクルヴァの下で最後のゴールを決めてから、ミラン以外のユニフォームを着てプレーすることは難しいと実感したんだ」。

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