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長野、台風19号の影響受けたホームスタジアムでの試合継続を発表

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長野県は台風19号の影響を大きく受けた

 AC長野パルセイロは23日、「令和元年台風19号」の被害に伴う、今後のホームゲーム開催について発表した。

 長野県は台風19号による記録的大雨の影響で、長野市を流れる千曲川の氾濫を始め、大きな影響を受けた。長野の練習場である千曲川リバーフロントスポーツガーデンのグラウンドも水没。未だに復旧のめどは立っていない。

 クラブは代表取締役会長兼社長である堀江三定氏の名義でコメントを発表。ホームスタジアムである長野Uスタジアム周辺の篠ノ井地区も浸水被害を受けていることを明かした。現在、南長野運動公園体育館が避難所になっており、クラブは募金活動への協力や被災した地域の復旧活動への協力など、必要と思われる支援活動を積極的に行っている。

 さらに今後について、ホームスタジアムでの試合開催の可否も発表。「行政の皆様や関係団体の皆様と連携を取りながら、日々地域の被災状況の把握に努め、直近のホームゲーム開催ができるのか否か、慎重に協議を重ねてまいりました」とした上で、「ホームゲーム開催を通じて、選手たちが全力で戦う姿勢、あきらめない姿勢を示し、スポーツの力で地域の皆様方に勇気と元気をお届けすることが、私たち地域に根差したスポーツクラブの使命であり、災害からの復旧復興の一助になると考えています」と開催の意向を明かした。今月27日のJ3第28節・カマタマーレ讃岐戦から予定通りに試合を行っていく。

 なお、南長野運動公園の駐車場は避難者や災害ボランティアの駐車場として活用しているため、来場者の利用は一部になるという。また周辺地域の方のために、イベント事の中止や鳴り物での応援は禁止となる。

「『がんばろう長野』の合言葉のもとホームゲームを開催させていただきますので、なにとぞご理解を賜りますよう切にお願い申し上げます」

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