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[天皇杯]ジャイキリ連発Honda FC、“常勝軍団”圧倒も快進撃ストップ…辛勝鹿島が4強へ

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先制ゴールを決めたFW土居聖真

[10.23 天皇杯準々決勝 鹿島1-0Honda FC カシマ]

 第99回天皇杯は23日、準々決勝を茨城県立カシマサッカースタジアムで行い、J1の鹿島アントラーズと静岡県代表のHonda FCが対戦した。JFL(実質4部)の相手に大きく苦しんだ鹿島だったが、後半にFW土居聖真の先制ゴールが決まって勝ち越し。1-0で辛くも勝利し、準決勝に歩みを進めた。

 ホームで戦う鹿島は負傷者が続発しており、大幅な選手の入れ替えはできない状態。ユース昇格1年目のFW有馬幸太郎がプロ初先発を果たし、今季リーグ2試合出場のDF伊東幸敏も先発した。一方、札幌、徳島、浦和のJクラブ勢を倒してきたHonda FCは4回戦から先発1人を入れ替え、流経大出身のDF石田和希が左サイドバックに入った。[スタメン&布陣はコチラ]

 序盤の主導権を握ったのはJFL所属のHonda。攻撃陣をボールサイドに密集させることで細かいパスワークを成功させ、4-4-2で守る鹿島のスペースを見事に突く。一方の鹿島は攻撃を始めてもスルーパスが大きく流れる場面が頻発し、セカンドボールもなかなか拾えないなど、格下相手に苦しい立ち上がりを迎えた。

 Hondaは最前線のFW古橋達弥がたびたび危険な位置でタメをつくり、前半19分には右サイドでMF佐々木俊輝がDF永木亮太の股を抜く場面も。また32分、Hondaはセカンドボールを拾ったMF富田湧也が果敢なミドルシュートを狙い、直後の33分には右サイド起点の分厚い攻撃からFW遠野大弥が惜しいシュートを放った。

 一方の鹿島は41分、有馬の落としを受けたFW土居聖真がヘディングでチームを通じてのファーストシュートを狙ったが、このボールはGK白坂楓馬がキャッチ。このプレーでHondaはDF池松大騎が負傷し、DF三浦誠史との交代を迫られたものの、そのまま0-0で前半を終え、鹿島サポーターからはピッチ内の選手にブーイングが向けられた。

 そんな鹿島はハーフタイム明け、MF白崎凌兵とMF名古新太郎がポジションを交代。一方的に押し込む形で後半をスタートさせた。しかし、パスやドリブルの精度はいっこうに上がらず、後半10分には守備の乱れから数的不利のカウンターを招き、最後はMF山藤健太のシュートに助けられたもののヒヤリとするシーンも迎えた。

 Hondaは後半16分、前半から再三見せていた小気味良いパス回しを起点に遠野がミドルシュートを放ち、ペースを取り戻す。さらに17分、チョンのミスにつけ込んだ富田が大きなチャンスを迎えると、19分にも石田のフィードを古橋が落とし、富田が惜しいボレーシュート。鋭い猛攻で主導権を一気に取り戻した。

 ところが後半21分、鹿島がようやくスコアを動かす。右サイドを攻め上がったMF遠藤康が左足でアーリークロスを送ると、マークをはがした土居がヘディングシュート。うまくこすったボールがファーポスト際に吸い込まれた。先制点を与えたHondaは直後、富田に代えてFW原田開を投入した。

 その後はHondaが一方的に優勢。後半31分、古橋に代わってFW大町将梧を入れ、終盤の攻勢に望みをかけた。ところが40分、遠野のクロスに反応した佐々木のヘッドは惜しくもポスト直撃。43分には左サイドを切り裂いた原田の折り返しに大町が合わせるも、シュートはわずかに右へ外れた。最後はひたすら守る鹿島の守備陣を崩せず、そのまま試合終了。Honda FCの快進撃はベスト8で幕を閉じた。

(取材・文 竹内達也)
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