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リバプールFWがCLで人種差別被害に…クラブは蛮行を痛烈に非難

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ディボック・オリギが被害者に…

 リバプールは、FWディボック・オリギに対する人種差別的なバナーが掲げられていたことを非難する声明を発表した。

 23日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループE第3節で、リバプールは敵地でヘンクと対戦。しかし試合前、アウェー(リバプール)サポーターのセクションに人種差別とともにオリギへの侮辱を想起させるバナーが掲げられていた。このバナーには、ビッグイヤーの横にベルギー代表FWが全裸で立っているイラストが描かれている。

 この件が発覚した直後、リバプールはバナーを即座に取り除く措置を執り、このイラストに対して「人種差別主者義の典型例」と非難の声明を発表。これによると「まったくもって受け入れられない。リバプール・フットボールクラブは、我々のセクションに試合前に掲げられた挑発的なバナーを非難する。直ちにこのバナーを取り除き、ヘンクと地元組織とともに犯人の特定を行っている」と、この行為を痛烈に非難した。

 一方で、一部のリバプールサポーターは、14日のイングランド代表戦で起きた人種差別行為への抗議の一環として、ブルガリア国旗の上に「私たちは人種差別主義者ではない。LFC」と綴られたバナーを掲げるシーンも確認されている。

 この一戦で80分からピッチに立ち、4-1の勝利に貢献したオリギだが、幼少期を過ごした古巣ヘンクの本拠地で信じがたい蛮行に遭遇してしまった。

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