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「連れてきてもらった」川崎F田中碧の覚悟…決勝でルヴァン杯初出場へ

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 26日のルヴァンカップ決勝の大舞台で、プロ3年目に大会初出場を迎える。川崎フロンターレはプライムステージからの登場となったが、MF田中碧はU-22日本代表に招集され、準々決勝、準決勝の4試合を欠場した。

 3年目の今季は徐々に定位置をつかむと、6月にU-22日本代表に初招集された。トゥーロン国際大会では大会ベストプレイヤー部門3位に輝くなど存分に能力を発揮。10月のブラジル遠征でも14日のU-22ブラジル代表戦で2ゴールを挙げる活躍を見せた。

 東京五輪世代の代表で頭角を示し、川崎Fの一員としても今季飛躍を遂げるボランチが、ファイナルで大会初出場へ。「なかなかそういう経験はできない。楽しみたいし、必ず優勝したい」と決戦を待ちわび、強い覚悟をにじませた。

「僕自身、準々決勝と準決勝はチームから離れていたので、チームのみんなに連れてきてもらった。だからこそ、ここで勝てなかったら自分の責任だという覚悟で挑みたいと思いますし、内容どうこうというよりかは勝たないと意味がない。必ず勝ちたい思います」

 札幌戦といえば、ホーム等々力で7-0の大勝を飾った昨年9月15日のJ1第26節は記念すべきゲームだ。この試合に途中出場し、Jデビューを飾った田中は後半アディショナルタイムに7点目をマーク。デビュー戦でプロ初ゴールを挙げた。「そのイメージはもちろんある」としたうえで、「去年とは全然違うだろうし、タレントもたくさんいるので簡単な試合にはならない」と気を引き締めた。

(取材・文 佐藤亜希子)
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