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川崎Fに新たな歴史を…脇坂「100%をピッチに置いて来るだけ」

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前日練習に臨んだMF脇坂泰斗

 ルヴァンカップ初タイトルをもたらす。川崎フロンターレは過去4度、今大会の決勝に挑んだが、いずれも準優勝。5度目のファイナルを翌日に控えた25日、チームは埼玉スタジアムの第2グラウンドで前日練習を消化し、MF脇坂泰斗は「雰囲気は味わえた。あとはやるだけ」と決戦を見据えた。

「フロンターレはトーナメントでタイトルを獲れていないので、そのために自分は100%をピッチに置いて来るだけ」。これまでに2000年、07年、09年、17年に決勝の舞台で苦杯を舐めてきたが、プロ2年目の若き司令塔が悲願のカップ戦初タイトルを呼び込む。

 川崎Fは決勝トーナメントからルヴァン杯に登場し、2年ぶりのファイナル進出を決めた。脇坂はトップ下で推進力を示し、3試合出場で2ゴールをマークする活躍ぶり。「総力戦でここまで来られた。攻撃的なプレーを出せば、チームの得点につながってくる」。持ち前の攻撃力を発揮し、ゴールに絡むプレーで貢献するつもりだ。

 26日の決勝は、攻撃的なサッカーを標榜する札幌との真っ向勝負が予想される。カップ戦決勝という大舞台は自身初だが、阪南大時代にはユニバーシアード決勝を経験。「ユニバーシアードは優勝したので、そのイメージは持っていきたい」。プレッシャーと高揚感を力に変え、新たな歴史を刻む。「ここで新しいフロンターレがつくれたらいいなと思います」。

(取材・文 佐藤亜希子)
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