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[MOM3004]昌平MF柴圭汰(2年)_ “しば刈り機”。予測力と運動量で武南の攻撃を遮断

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昌平高MF柴圭汰が武南高の攻撃を遮断

[高校サッカー・マン・オブ・ザ・マッチ]
[10.26 選手権埼玉県予選3回戦 武南高 0-1 昌平高 昌平高G]

 名門・武南高の攻撃を完全に遮断。昌平高の藤島崇之監督は、V候補対決となった武南戦後、MF柴圭汰(2年)のプレーを絶賛していた。繰り返し仕掛けて武南の守りを攻略した昌平だったが、藤島監督はその攻撃を活性化したのが「柴圭汰の献身性」と説明。指揮官が「予測が良い」と評価するMFが大きな勝因となっていた。

 柴は「自分がディフェンスでチームに貢献しなければいけないという思いがあったので、良かったです。相手の(トップ下に位置する)青野(翔太)くんを止めることを意識していたんですけれども、前の選手が限定かけてくれていたので、狙いどころは分かっていた。前の選手が絞ってくれたのもあったのでボールは取りやすかったですね」と振り返る。

 相手の目線や蹴り方からパスコースを予測し、ことごとくインターセプト。自分のところで奪い取れなくても味方と挟み込んでマイボールに変える。右へ、左へと現れてはボールを刈り取る姿と、名字をもじって“しば刈り機”の異名もつくほど。相手を押し込んで仕掛け続けた昌平の攻撃は柴の存在によってもたらされた。

 柴の身長は162cmと登録26名中最も小柄。中体連出身の小さなボランチが、運動量と予測力でタレント軍団の先発に名を連ねている。「段々ボール獲れるようになって自信は付いて来ているんですけれども、攻撃に対してマイナス部分があるので課題をクリアしつつ、さらにディフェンスを良くすればもっと上のレベルで挑戦できると思う」と柴。課題を克服してさらに上のステージで戦える選手になる意気込みだ。

「何としても出たいですね」という選手権まであと3勝。2年生ボランチはどのような展開になってもこの日のように献身的に走って相手の攻撃を封じ、味方の攻撃を活性化する。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2019

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