LAギャラクシーに所属する元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチの去就はどうなるのだろうか。ミランのレジェンドで現在同クラブのテクニカルディレクターを務めているパオロ・マルディーニ氏は、イブラヒモビッチがセリエA復帰を決断するのは簡単なことではないと強調している。

　今月に38歳となったイブラヒモビッチだが、今シーズンに公式戦31試合で31ゴールを挙げるなど、その得点力はいまだ健在。LAギャラクシーとの契約が今季で満了するイブラヒモビッチは、セリエA復帰への関心を示しており、ナポリらが獲得に興味を持っていることが報じられている。

　しかし、マルディーニ氏はイブラヒモビッチのセリエA復帰に懐疑的だ。同氏はイブラヒモビッチについて、「様々な観点からみて、イブラが(セリエAに)戻ってくるのは夢のようだね。でも、かつてのような支配的な自分を見せることができるわけではないかもしれないという疑念が、彼をちょっと恐れさせると思う」と『スカイスポーツ・イタリア』で口にし、自身の経験を交えて以下のように続けた。

「私もかつて、(ミランを率いていた)カルロ・アンチェロッティにダービーでベンチにされた時があった。私はうまく受け入れることができなかったんだ。イブラがそのようなことを受け入れることができるか、わからない」

　ピッチ内外で注目されるイブラヒモビッチが38歳でセリエAに復帰すれば大きな話題となるが、その去就が注目されるところだ。

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