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エジルのベンチ外に批判殺到も…エメリ、上層部からの信頼を強調「合意された戦略がある」

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ウナイ・エメリ監督がメスト・エジルについて言及

 アーセナルウナイ・エメリ監督は、チーム作りに関して上層部から支持を得ていると主張している。

 22年間率いたアーセン・ベンゲル前監督の後を受け、アーセナル指揮官に就任したエメリ監督。昨季はヨーロッパリーグ決勝に進出するも、結局チャンピオンズリーグ出場権は獲得できず。今季は9試合を終えた段階で5位につけているが、前節ではシェフィールド・ユナイテッドに敗れるなど、不安定な戦いが続いている。

 だがそれ以上に注目されるのは、クラブ最高給を受け取るMFメスト・エジルの扱いだ。ベンゲル体制下では絶対的な主力に君臨していたが、エメリ監督就任以降は出番が激減。本人は「(契約が切れる)2021年までは少なくとも残る。逃げる気はない」と語っているが、今季の出場はわずか2試合。プレミアリーグでは3試合連続ベンチ外となるなど、スペイン人指揮官は背番号10を信頼していない。

 エジルの扱いについてはクラブOBや解説者、ファンから批判の声が殺到しているが、エメリ監督は上層部の信頼を得て決断を下していると主張した。

「クラブ、そしてチームとして、合意された戦略がある。なぜなら、最も重要なことはクラブであり、チームとしてのパフォーマンスを見つけることにあるからだ」

「以前には、我々全員が決断を下すために話し合っていた。全サポーターが知りたがっていることはわかっているが、今はその時じゃない。彼(エジル)について話す時ではないと思う」

「日曜日(27日)には試合があり、決断を下す。彼について何か違う話ができるようになったら、見てみよう」

 エジルの扱いや直近のパフォーマンスから、解任要求も出始めたエメリ監督。27日のプレミアリーグ第10節クリスタル・パレス戦では、どのような「決断」を下すのだろうか。

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