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ハーフタイムで交代の香川真司、西メディアの採点はまさかの0点…「相変わらず姿が見えない」

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 27日のリーガ・エスパニョーラ2部第13節、サラゴサは敵地モリノンでのスポルティング・ヒホン戦を0-4で落とした。MF香川真司は、スペインメディアから厳しい評価を受けている。

 2試合連続で先発出場した香川は、サラゴサの新システム3-1-4-2のインサイドハーフとして出場。しかし中盤で不慣れな守備のタスクを負い、またゴールから離れた位置にいるために攻撃の起点となれない歯がゆい状況に陥り、DFシモーネ・グリッポが退場した影響もあってハーフタイムに交代させられている。

 そんな香川に対して、スペインメディアは辛辣だった。『デスマルケ』の採点(10点満点)では、2枚のイエローカードで退場したグリッポと並び、まさかの0点をつけられている(途中出場で評価するに値しなかった選手は「採点なし」と記載)。なお、香川とグリッポの次に点数が低かったのはDFダニエル・ラスレとMFイグベケメの2点で、最高点はMFラウール・グティとGKクリスティアン・アルバレスの5点だった。

 同メディアは香川のプレーについて、次のような寸評を記している。

「またも消えていて、動きが遅く、意欲もなかった。日本人は相変わらず姿を現さず。もう何節にもわたって、そのクオリティーを少しだって発揮していない。彼がいなければチームの前線は機能せず、さらに今日は後方に下がって攻撃を組み立てるなど、彼の役割には該当しないことを行なっていた」

 その一方で、『スポルト・アラゴン』の香川の採点は、C・アルバレスやグティらと同じで、MFカルロス・ニエトの7点に次ぐ5点の評価だった。ただし寸評では、やはりゴールから離れた位置でのプレーに苦戦していたことが強調されている。

「出場できた45分間で、香川の存在感はわずかだった。いつもより後方からのドリブルを通じて相手のラインを破ろうとしていたが、それは不可能なことだった」

 なお3連敗で7位に順位を落としたサラゴサは、11月3に行われる次節でラス・パルマスと対戦。香川がここから復調することを願うばかりだ。

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