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逃げ切れなかった浦和、終盤に痛恨OG…過密日程初戦は広島とドロー

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ハイボールを競り合うMF橋岡大樹(右)とMF柏好文

[10.29 J1第31節 広島1-1浦和 Eスタ]

 J1は29日に第31節の1試合を開催し、エディオンスタジアム広島でサンフレッチェ広島浦和レッズが対戦。前半をスコアレスで折り返した試合は、後半30分にDF岩波拓也のゴールで浦和が先制するが、同43分にオウンゴールで広島が追い付いて1-1の引き分けに終わった。

 2連勝中の広島は19日の第29節・清水戦(○2-1)から先発の入れ替えはなく、同じ11人を先発起用。一方、アウェーの浦和は23日のACL準決勝第2戦・広州恒大戦(○1-0)から先発の入れ替えはなく、同じ11人がスターティングメンバ―に名を連ねた。

 浦和がAFCチャンピオンズリーグ決勝に進出したため、前倒しで行われる一戦。J1リーグでは残留争いに巻き込まれている浦和は広島戦から、中2日で第30節・鹿島戦(1日)、中3日で第32節・川崎F戦(5日)、そして中3日でACL決勝第1戦・アウェーでのアルヒラル戦(9日)を迎える。

 過密日程をこなす浦和は前半9分、岩波の縦パスから前線に駆け上がったMFエヴェルトンがゴールを脅かすも、シュートはGK大迫敬介に弾き出されてしまった。同16分には広島がゴールに迫るが、左サイドから切れ込んだMF柏好文の右足シュートはわずかにゴール右に外れる。その後は広島が押し込む時間帯が続くが、同31分のFWドウグラス・ヴィエイラのシュートがGK西川周作に阻まれるなど、スコアは動かないまま前半を折り返した。

 0-0のまま後半を迎えても広島がリズムをつかんで試合を進めるものの、浦和の粘り強い守備を崩し切れず。後半22分にはMF川辺駿がPA外から放ったミドルシュートがクロスバーを叩くなど、なかなかゴールをこじ開けられない。同27分には広島ベンチが動き、D・ヴィエイラに代えてFWレアンドロ・ペレイラをピッチへと送り込む。

 すると、後半30分に浦和が一瞬の隙を突いて先制に成功する。FWファブリシオが放ったシュートは大迫に阻まれるも、こぼれ球をFW興梠慎三が拾って二次攻撃。左サイドのMF関根貴大から中央のMF長澤和輝とつながれたボールは、前線へと駆け上がってくる岩波へ。トラップから落ち着いて放った右足のシュートがネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 しかし後半43分、中央突破した川辺がレアンドロ・ペレイラに送ったラストパスが、自陣に戻りながらクリアしようとしたMF橋岡大樹のオウンゴールを誘い、試合は1-1のドローに終わった。

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