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2連覇中シティが8強入り!歴史的大敗サウサンプトンとの“第1ラウンド”勝利

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セルヒオ・アグエロが2ゴールの活躍

[10.29 カラバオ杯4回戦 マンチェスター・C 3-1 サウサンプトン]

 カラバオカップ(リーグ杯)4回戦が29日に行われ、2連覇中のマンチェスター・シティがホームで日本代表DF吉田麻也の所属するサウサンプトンを3-1で下し、準々決勝進出を決めた。両チームは11月2日にプレミアリーグで再び顔を合わせる。

 シティは26日のアストン・ビラ戦(3-0)からMFベルナルド・シウバとFWガブリエル・ジェズスを除く9人を変更。MFフィル・フォーデン(19)やDFエリック・ガルシア(18)、MFトミー・ドイル(18)といった若手を起用した。25日のレスター・シティ戦で0-9の歴史的大敗を喫したサウサンプトンは6人を入れ替え、吉田はベンチスタートとなった。

 試合はシティが主導権を握り、敵陣で長短のパスを織り交ぜながら、しっかり足もとでつなぎ、ゴールに迫った。序盤はサウサンプトンの粘り強い守備になかなかシュートを打てなかったが、前半20分に均衡を破る。左ショートコーナーの流れからPA左手前でパスを受けたB・シウバが左足でクロスを供給。これをDFニコラス・オタメンディが頭で合わせ、先制のゴールネットを揺らした。

 さらにシティは前半38分、今度は縦に素早くボールを運び、MFリヤド・マフレズを追い越してパスを受けたDFカイル・ウォーカーがPA右からグラウンダーのクロスを入れると、FWセルヒオ・アグエロが右足で流し込み、2-0とリードを広げる。米『ESPN』によると、シティの前半のポゼッション率は80%、11本のシュート(枠内7本)を放ち、サウサンプトンには1本もシュートを打たせなかった。

 後半に入っても流れは変わらなかった。シティは11分、右サイドでB・シウバが相手を引きつけ、PA右手前からマフレズが左足でミドルシュートを放つ。これは相手にブロックされたが、ゴール方向に飛んだボールをアグエロが右足で押し込み、3-0とする。20分にはMFソフィアン・ブファルに際どいシュートを許したが、GKクラウディオ・ブラーボが横っ飛びでしっかり対応し、得点を許さなかった。

 だが、サウサンプトンが意地をみせる。後半30分、右CKからMFジェームス・ワード・プラウズがゴール前に蹴り込んだクロスをDFジャック・スティーブンスがヘディングシュート。サウサンプトンが1点を返したが、バルセロナ育ちの18歳MFアドリアン・ベルナベを投入するなど、余裕の試合運びをみせるシティが追加点を許さず、3-1で快勝した。

 なお、ベンチスタートの吉田は最後まで出番はなかった。

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