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精密FKに反転ボレー! メッシ2G2Aのバルセロナ、10試合終えて首位に

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2ゴール2アシストのFWリオネル・メッシ(写真左から1人目)

[10.29 リーガ・エスパニョーラ第11節 バルセロナ5-1バジャドリー]

 リーガ・エスパニョーラは29日、第11節を各地で行い、バルセロナバジャドリーを5-1で下した。FWリオネル・メッシが2ゴール2アシストの大活躍。試合数で並ぶグラナダを勝ち点で抜き、暫定首位に立った。

 第10節に予定されていたレアル・マドリーとのエル・クラシコが中止となったため、ミッドウィークの一戦ながら十分な休養を得られたバルセロナ。メッシ、FWルイス・スアレスに加え、2日後に17歳の誕生日を控えるFWアンス・ファティが6試合ぶりの先発を果たした。

 試合はさっそく動いた。前半2分、左CKの流れからメッシがクロスを送り込むと、相手クリアのこぼれ球に反応したDFクレマン・ラングレがボレーシュート。力強く放たれたボールは相手に当たって軌道が変わったが、クロスバーに跳ね返ってゴールラインを越え、バルセロナに先制点が入った。

 ところがバジャドリーも前半15分、左サイドで獲得したFKをMFミチェル・エレーロがゴール前に蹴りこむと、GKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンがパンチングで先に触れるも、中途半端に飛んだボールがDFキコ・オリバスの足元へ。そのまま足に跳ね返ったボールがゴールマウスに吸い込まれ、同点ゴールが決まった。

 その後は拮抗した展開が続いていたが、メッシが違いを見せた。前半29分、低い位置からゴール前に浮き球のミドルパスを繰り出すと、これがMFアルトゥーロ・ビダルのボレーシュートを呼び込み勝ち越し。さらに34分、ゴール正面からのFKを直接右上隅に叩き込み、1ゴール1アシストで一挙に2点を加えた。

 後半もバルセロナのペースが続いた。9分、MFフレンキー・デ・ヨングの縦パスからメッシが敵陣にドリブルで切れ込み、ラストパスがA・ファティに通ったが、シュートは相手守備陣がブロック。11分には左CKにラングレが飛び込むも、うまくミートせずにボールはファーサイドに流れた。

 後半25分、バルセロナはDFジョルディ・アルバのクロスからスアレスが決めたが惜しくもオフサイド。それでも30分、途中出場MFイバン・ラキティッチの縦パスをうまく収めたメッシが振り向きざまにボレーで叩き込むと、32分にはメッシのスルーパスからスアレスが決め、バルセロナが圧勝を飾った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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