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「我々のPKキッカーはホーランドとミナミノ」ザルツブルク監督がファン・ヒチャンらに注意

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FW南野拓実とFWファン・ヒチャン。指揮官は韓国代表FWに苦言

 ザルツブルクは現地時間27日に行われたオーストリア・ブンデスリーガ第12節でラピッド・ウィーンをホームに迎え、3-2での勝利を収めた。前半にPKを2本与えられたザルツブルクだが、ジェッシ・マーシュ監督は指名していないはずのキッカーが蹴っていたことを明かしている。

 ノルウェー代表FWアーリング・ハーランドや日本代表FW南野拓実、韓国代表FWファン・ヒチャンらを先発起用し、ベストメンバーと見られるチームで臨んだラピッド戦。前半のうちに2点のリードを奪うも87分には追い付かれると、後半アディショナルタイム4分に元オーストリア代表のベテランMFズラトコ・ユヌゾビッチが直接FKを決め、ザルツブルクに劇的勝利をもたらした。

 この試合の前半30分、33分にホーランドは立て続けにPKを獲得。最初のPKはMFドミニク・ショボスライが沈めたが、2本目のPKを巡ってはそのショボスライとファン・ヒチャンが言い合い、結局キッカーとなったファン・ヒチャンが失敗してしまっている。しかし、いずれも両者は本来担当するべきではなかったようだ。

 オーストリア『プレッセ』が伝えたコメントによると、マーシュ監督は試合後「通常はホーランドとミナミノが我々の1番手、2番手のPKキッカーだ」と言及。「これからはホーランドが我々の1番手のPKキッカーであることをもっとハッキリさせなければいけないかもしれない」とホーランドがピッチに立てさえすれば、今シーズンすでに3本のPKを決め切っている19歳の新星がPKキッカーを務めるものだと指摘した。

 一方、ファン・ヒチャンは38分にはホーランドのゴールをアシスト。最終的にはチームが勝利を収めたことで、今回のPK失敗は大事に発展しなかったのかもしれない。

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