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「長谷部はフランクフルトの頭脳」ザンクト・パウリ監督がカップ戦前に相手のリベロを絶賛

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長谷部誠鎌田大地

 宮市亮が所属するブンデスリーガ2部ザンクト・パウリは、現地時間30日に行われるDFBポカール2回戦で、長谷部誠鎌田大地らがプレーするフランクフルトと対戦する。試合前会見に臨んだヨス・ルフカイ監督は、長谷部を「頭脳」と称した。

 5試合負けなしと好調を維持していたザンクト・パウリだが、19日の第10節ダルムシュタット戦、27日の第11節ハイデンハイム戦をそれぞれ0-1で落とし、ここに来て今シーズン初の連敗。好調とは言えない中で、1部チームとのビッグマッチを迎えることになる。

 ルフカイ監督は「フランクフルトは目覚ましい発展を見せている。組織や哲学が優れているクラブだ」とコメント。「フランクフルトのサッカーは見ていて楽しく、スカッドのクオリティも高い」と称賛を惜しまなかった。

 さらに「総合的に見ても我々より明らかにクオリティが上のチームと対戦することになる」と続けると、元日本代表MF長谷部の存在感にも言及。「フランクフルトは独自のスタイルを持ち、ほとんど同じメンバーでプレーする。マコト・ハセベは3バックの中央に位置し、チームの頭脳だ。あれほどの(出場)ペースながら常にフレッシュな状態で、疲れている様子は見られない」と強い印象を受けていることを明かした。

 一方で、ルフカイ監督はフランクフルト戦の位置付けに関しては「カールスルーエ戦やボーフム戦は我々にとって大事な試合だが、我々は明日の試合の機会を得るために(延長戦の末に制したDFBポカール1回戦)リューベック戦で120分間戦い抜いた」と意気込みを強調。「1部との競争だ。シャープネスを取り戻すための良い気分転換にもなる」と悪い流れを断ち切ることも目指している。

 なお同監督は、ダルムシュタット戦ではひざに打撲を負い、ハイデンハイム戦では途中出場となった宮市の状態には特に触れず。フランクフルト戦での出場に向けて支障はないと見られている。

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