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「浦和は降格の危険がある」韓国紙がACLファイナリストを憂慮「ACL優勝に集中できない状況」

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 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)で2年ぶりのファイナル進出を決めた浦和レッズだが、リーグ戦では苦しい戦いを強いられている。アジアの舞台と日本の舞台で対照的な戦いを見せる浦和に対して、韓国メディアは「降格の危険があり、ACL優勝に集中できない状況である」と伝えている。

 浦和は23日に行われたAFC準決勝第2戦で中国の広州恒大に1-0で勝利。2戦合計3-0とし、2度目の優勝を果たした2017年以来、2年ぶりに決勝行きの切符を手にした。

 アジアの舞台では結果を残す一方で、国内公式戦では苦戦を強いられている。J1リーグでは、他チームよりひと足早く30試合を消化して勝ち点36で上位・下位の折り返し地点である9位に位置しているが、J1参入プレーオフ出場となる15位・湘南ベルマーレとは勝ち点5差、降格圏の17位・松本山雅FCとは同7差と、まだまだ安堵できる状況にない。

 さらに、連覇を目指した天皇杯ではJFLのHondaに完敗を喫して姿を消すと、JリーグYBCルヴァンカップでも8強で敗退。シーズン途中に成績不振を理由にオズワルド・オリヴェイラ前監督との契約解除に踏み切り、大槻毅氏を再び指揮官に呼び戻したものの、依然として苦境から抜け出せないでいる。

 韓国紙『スポーツソウル』は、「浦和レッズが降格圏転落を心配する必要がある」という見出しで、今季のACLとリーグでまったく異なる戦いを演じていることを指摘。11月に行われるACL決勝ではアル・ヒラル(サウジアラビア)を相手に最多3度目のアジア制覇を目指すものの「リーグでは心配が多い」とし、「最近はリーグ5試合でわずか1勝と、勝ち点の積み上げに苦労している」と紹介した。

 そして同紙は浦和が今後、鹿島アントラーズ、FC東京、川崎フロンターレといった上位陣との対戦が控えていることについて「簡単ではない。負担感が大きい。浦和の立場では、ACL優勝に集中することができない状況になっている」と綴っている。

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