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2位FC東京も快勝で上位3チームに変動なし…大混戦V争いは残り4節に

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前半7分にCKから追加点を決めたDF渡辺剛

[11.2 J1第30節 大分0-2FC東京 昭和電ド]

 2位FC東京はアウェーで大分トリニータに2-0で快勝し、2連勝を飾った。今節は勝ち点で並ぶ首位鹿島、勝ち点1差の3位横浜FMもそろって勝利。勝ち点1差に3チームがひしめく上位戦線に変動はなく、大混戦の優勝争いは残り4試合となった。

 立ち上がりの連続ゴールで試合の流れを引き寄せた。FC東京は前半5分、ハーフウェーライン付近からMF高萩洋次郎が前線に浮き球のパス。FW永井謙佑がスピードを生かして飛び出すと、前に出てきたGK高木駿もかわして一気に抜け出し、右足で無人のゴールに流し込んだ。

 永井は8月3日のC大阪戦(○3-0)以来、9試合ぶり今季9ゴール目。直後の前半7分にはMF三田啓貴の左CKにDF渡辺剛が頭で合わせ、貴重な追加点を奪った。2点を追う展開となった大分は後半開始からMF島川俊郎に代えてMF長谷川雄志を投入。徐々に攻勢を強めていくが、FC東京の堅い守りをこじ開けられなかった。

 MF松本怜とMF田中達也の両ウイングバックが積極的な攻撃参加を見せる大分。後半25分には右サイドで粘ってボールを奪い、相手GKが出てきたところをパスでつないでFW後藤優介が無人のゴールにシュートを打ったが、カバーに戻ったMF橋本拳人にクリアされた。

 FC東京の守備陣は最後まで集中力を切らさず、その後も大分の反撃をしっかり跳ね返す。ダメ押しの3点目こそ奪えなかったが、2-0の完封勝利で2連勝。首位鹿島と勝ち点59で並び、得失点差で2位をキープした。

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