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C大阪先制も…“思惑通り”追いついた松本が勝ち点1獲得、同点弾のMF杉本「最低限の結果」

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松本はC大阪と勝ち点1を分け合った

[11.2 J1第30節 C大阪1-1松本 ヤンマー]

 J1リーグは2日、第30節2日目を各地で行った。ヤンマースタジアム長居は5位セレッソ大阪と17位松本山雅FCが対戦し、1-1で引き分けた。

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場圏3位の横浜FMと勝ち点6差のC大阪は、FWブルーノ・メンデスが左下腿三頭筋筋損傷により離脱。8月加入のFW鈴木孝司がリーグ戦初先発を飾った。降格圏を抜け出したい松本は、MFセルジーニョが右膝内側側副靭帯損傷で離脱。MFパウリーニョとFW中美慶哉が4試合ぶりに先発に名を連ねた。

 先手を取ったのは、ホームチームだった。前半24分、左サイドで細かくパスをつなぎ、MF藤田直之が大きく右サイドに展開。オーバーラップしたDF松田陸がダイレクトでクロスを入れると、飛び込んだMFソウザがヘディングシュートを突き刺し、C大阪が先制に成功した。

 残留に向けて、勝ち点3が欲しい松本。前半36分、自陣でMF杉本太郎が相手をかわしてドリブルを開始。一気に中央を駆け上がり、右に送ってPA右から中美が右足を振り抜く。これは枠を外れたが、松本はカウンターからチャンスを狙った。

 後半も一進一退の攻防が続く中、1点ビハインドの松本が同点に追いつく。17分、敵陣中央の左サイドで中美がボールを奪って前線へ送ると、PA左から中央に切れ込んだFW永井龍が相手を引きつけてヒールパス。これに反応した杉本が右足で右サイドネットに沈め、リーグ最少失点(22)のC大阪から同点ゴールを挙げた。

 C大阪は後半20分、外傷性気胸、肺挫傷、左肋骨骨折により離脱していたDF丸橋祐介を投入。C大阪がボールの主導権を握り、勝ち越しゴールを狙ったが、松本の集中した守りを崩すことができず、試合は1-1のまま試合終了。勝ち点1を分け合った。

 松本はこれで4試合負けなし(1勝3分)。試合終了後のフラッシュインタビューで杉本は「自分たちのチームとして、いいところが出たゴール。セレッソは前半の戦いが良くて、後半は落ちてくるという分析があった。我慢して後半に追いつくことができた。もう1点取って勝ち切りたかったが、最低限の結果かなと思う。次の試合が大事。勝ち切って残留につなげたい」と語った。

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