2日のリーガ・エスパニョーラ第12節で、本拠地シウター・デ・バレンシアにバルセロナを迎えるレバンテだが、同チームを率いるパコ・ロペス監督はFWリオネル・メッシに対する確固とした対策法はこの世に存在しないと断言した。

　第11節バルセロナ対バジャドリー戦(5-1)では、通算50点目の直接FK弾を含め2ゴール2アシストを記録するなど、ここに来て調子を上げ始めているメッシ。バルセロナ戦の前日会見に出席したパコ・ロペス監督は、そんな同選手について次のように語っている。

「メッシ対策は講じるか?　そんなことは不可能だ。どんなチームも、彼に対する魔法の処方箋を発見できていない。もう、彼のプレーに対する形容は尽きている状況だ。私たちはコレクティブなプレーをしっかりとこなさなければならない。バルサとメッシを止めるには、完璧なパフォーマンスを必要とするんだ」

　バルセロナ戦のゲームプランについて問われると、こう返した。

「バルサと対戦するときに常とするプランだよ。彼らにポゼッションで勝ることは難しいが、それを手にしたときに良い使い方をしなくてはならない」

「バルサはサイドバックといった三番目のラインも使って、深みを取ろうとしてくる。私たちは彼らが主導権を握っても、決定機をつくられないようにすべてのコースを塞がなければならない。そしてボールを手にした際には、良い使い方ができればいいね」

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