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バイエルンは開始10分で退場者…フランクフルトが歴史的大勝!! 鎌田は5点目の起点に

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フランクフルトが数的優位を生かし、バイエルンを相手に5発

[11.2 ブンデスリーガ第10節 フランクフルト5-1バイエルン]

 ブンデスリーガは2日、第10節を行い、日本代表MF鎌田大地とMF長谷部誠が所属するフランクフルトはホームでバイエルンと対戦し、5-1で勝利した。連戦にフル出場していた鎌田と長谷部はベンチスタート。鎌田は後半19分から途中出場し、5点目の起点となった。長谷部はリーグ戦では今季初めて出番がなかった。

 早い時間帯にバイエルンに退場者が出た。前半8分、FWゴンサロ・パシエンシアがDFジェローム・ボアテングに倒され、一度はPKの判定。しかし、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の介入でファウルの位置がエリア外に覆り、FK判定に変更。さらに、ボアテングへの警告は決定機阻止でレッドカードに変わり、バイエルンは残り時間を10人で戦うことになった。

 数的優位に立ったフランクフルトは25分にMFフィリプ・コスティッチが先制ゴール。33分にはMFジブリル・ソウが追加点を挙げ、2-0にスコアを動かした。それでも前半37分、FWロベルト・レバンドフスキが鋭いターンから相手3人を置き去りにし、開幕10試合連続ゴールを挙げた。

 レワンドフスキの個人技で1点を返したバイエルンだったが、反撃はここまでだった。フランクフルトは後半3分、DFアンドレ・シウヴァのアーリークロスに飛び込んだDFダビド・アブラムがボレーを決め、再び2点差。後半15分にも右CKにDFマルティン・ヒンテレッガーが頭で合わせ、ネットを揺らした。

 4-1に突き放したフランクフルトは後半19分に鎌田を投入。後半40分には左サイドをワンツーで崩した鎌田が浮き球パスを入れると、背後に抜け出したFWアンドレ・シウヴァがPA内左を縦に仕掛けてマイナスに戻し、パシエンシアがとどめの一撃。フランクフルトが5-1という歴史的なスコアで王者バイエルンを下した。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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