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昇格組アストン・ビラに大苦戦も…無敗のリバプール、後半ATのマネV弾で劇的勝利

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同点ゴールを挙げたアンドリュー・ロバートソン

[11.2 プレミア第11節 アストン・ビラ1-2リバプール]

 プレミアリーグ第11節が2日に行われ、リバプールは敵地で昇格組アストン・ビラと対戦し、2-1で逆転勝利した。

 9勝1分で無敗継続中のリバプールは、5日にUEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)のゲンク戦を控えているが、FWモハメド・サラーやDFフィルヒル・ファン・ダイクら主力が先発。MFファビーニョはベンチスタートとなり、代わりにMFアダム・ララーナが今季リーグ戦初先発となった。

 試合はリバプールが立ち上がりから主導権を握り、前半16分にMFジョーダン・ヘンダーソンの右クロスからFWサディオ・マネが惜しいヘディングシュートを放つなど、果敢にゴールに迫る。アストン・ビラは前半21分、左サイドのFKからMFジョン・マッギンが左足で高精度のクロスを送り、タイミングよく飛び出したMFトレゼゲが右足で合わせて先制点。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の介入もあったが、判定は変わらなかった。

 追う展開となったリバプールは前半28分、センターサークル付近から左サイドへ大きく展開すると、DFアンドリュー・ロバートソンのパスを受けたマネがPA左からクロスを供給。ゴール前に走り込んだFWロベルト・フィルミーノが合わせ、ゴールネットを揺らす。しかし、VARによりフィルミーノのオフサイドと判定され、得点は認められなかった。

 リバプールはテンポよくボールを回し、DFトレント・アレクサンダー・アーノルドが大きくサイドチェンジするなど、長短のパスを織り交ぜて攻め込むが、最後のところで精度を欠き、同点には至らない。対するアストン・ビラは前からのプレス、攻守の切り替えも早く、強豪リバプール相手に決定的なシーンを多くは作らせなかった。

 後半20分、リバプールはMFジョルジニオ・ワイナルドゥムとサラーを下げて、FWディボック・オリギとMFアレックス・オクスレイド・チェンバレンを投入。直後にチェンバレンが立て続けに3回シュートを放ったが、アストン・ビラの体を張った守備を突破できず。28分にはゴール前に走り込んだララナがヒールで合わせるが、枠に飛ばすことができなかった。

 それでもリバプールは負けない。後半42分、マネが右サイドでパスを受け、フィルミーノをおとりにクロスを供給。勢いよく走り込んだロバートソンがファーサイドからヘディングシュートを叩き込み、土壇場で追いついた。さらにアディショナルタイム5分、アレクサンダー・アーノルドの右CKからマネがヘディングシュートをゴール左隅に流し込み、2-1で逆転勝利を飾った。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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