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J2長崎、高田明社長が退任へ「多くの人たちと『夢』を共有できたことに心から感謝」

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J2長崎、高田明社長が退任へ

 V・ファーレン長崎は3日、2020年1月1日をもって代表取締役社長の高田明氏が退任することを発表した。なお、後任については11月下旬以降に正式に発表するという。

 高田社長は通信販売大手『ジャパネットたかた』の創業者として、スポンサーを務めていた経営難の長崎の支援に乗り出し、2017年4月に代表取締役社長に就任。その後、ジャパネットホールディングズの完全子会社化へ踏み切り、経営を安定させた。さらに同年には悲願のJ1初昇格も果たした。

 クラブ公式サイトを通じて高田社長は以下のようにコメントしている。

「今年も残すところ、本日11月3日(日)横浜FC戦を含めて4試合となりました。いつもV・ファーレン長崎へのご声援を送っていただき誠にありがとうございます。

 2017年4月に社長を拝命し早2年半が経過しました。この2年半、日々課題に取り組みながら、県民の皆様、ファン・サポーターの皆様、行政の皆様、スポンサーの皆様のご協力のおかげで、このV・ファーレン長崎もなんとか自立できるところまで来られたのではないかと思っています。まだまだ課題はありますが、今年をもって新体制にバトンタッチしたく、社長を退任することをご報告申し上げます。

 まだまだ諦めたわけではありませんが、リーグ戦につきましてはご期待に添える結果には至っておりません。しかし一方で、天皇杯ベスト4の躍進もあり、元旦の新国立競技場での決勝を目指し、手倉森監督のもと最後までクラブ一丸となって頑張ってまいりますので、どうぞ力強い応援をよろしくお願いいたします。サッカーを通して、多くの人たちと『夢』を共有できたことに心から感謝しています。

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