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下部組織出身の“Wサイトウ”がゴール!! 横浜FC、長崎に完封勝利で暫定2位浮上

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暫定2位に浮上した横浜FC

[11.3 J2第39節 横浜FC 2-0 長崎 ニッパツ]

 J2は3日に第39節を開催し、ニッパツ三ツ沢球技場では横浜FCV・ファーレン長崎が対戦。前半42分にMF齋藤功佑の得点で先制した横浜FCが、後半17分にMF斉藤光毅が加点し、2-0の完封勝利を収めた。勝ち点3を上積みして勝ち点を70まで伸ばした横浜FCは、消化試合が1試合少ない大宮(勝ち点69)をかわして暫定2位に浮上した。

 勝利すれば、暫定ながらも自動昇格圏内の2位に再浮上する横浜FCは10月27日の第38節東京V戦(○2-1)から先発3人を入れ替え、斉藤、齋藤、出場停止明けのDF伊野波雅彦らを先発起用。一方、3連敗中の長崎は前節金沢戦(●2-4)から先発4人を入れ替え、FWビクトル・イバルボ、MF吉岡雅和、DF香川勇気、GK富澤雅也らがスターティングメンバーに名を連ねた。

 序盤から横浜FCがボールを保持する展開になると、前半10分には伊野波のサイドチェンジから好機を創出。左サイドのDF武田英二郎、斉藤とつないだボールから齋藤がフィニッシュに持ち込むも、シュートは相手選手にブロックされた。同18分にはDFカルフィン・ヨン・ア・ピンの縦パスから抜け出した斉藤が右足で狙うも、DF徳永悠平のブロックに遭い、ネットを揺らすには至らなかった。

 一方の長崎は前半24分に決定機。しかし、MF秋野央樹の浮き球のパスから最終ライン裏に抜け出したMF澤田崇が狙ったシュートはGK南雄太に阻まれ、こぼれ球に反応した吉岡のシュートもカバーに入ったDF北爪健吾にクリアされてしまった。すると同42分に横浜FCが先制に成功。右サイドの北爪が打ち込んだ縦パスをFW皆川佑介が落とし、反応した齋藤がシュート。徳永に当たってコースが変わったボールがネットを揺らし、スコアを1-0とした。

 1-0と横浜FCがリードしたまま後半を迎えると、1点のビハインドを背負う長崎は同9分に吉岡に代えてMF大竹洋平をピッチへと送り込む。しかし、再び試合を動かしたのは横浜FCだった。同17分、長崎のCKを南がキャッチするとカウンターを発動。一気に4人が前線へと駆け上がると、右サイドを粘り強く持ち運んだ北爪のラストパスに走り込んだ斉藤が右足でねじ込み、リードを2点差に広げた。

 その後、横浜FCに追加点こそ生まれなかったものの、長崎の反撃を許さずに2-0の完封勝利を収めた。

(取材・文 折戸岳彦)
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