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大量5発でバイエルン破ったフランクフルト、鎌田&長谷部が大勝を振り返る

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ベンチスタートからMF鎌田大地は途中出場、MF長谷部誠は出場しなかった

[11.2 ブンデスリーガ第10節 フランクフルト5-1バイエルン]

 フランクフルトはブンデスリーガ第10節でバイエルンと対戦し、5-1で勝利。日本代表MF鎌田大地は後半19分から出場し、MF長谷部誠はベンチスタートのまま出番は来なかった。

 バイエルンは前半8分にDFジェローム・ボアテングが退場処分に。フランクフルトが数的優位になると、同25分にMFフィリプ・コスティッチが先制弾を挙げ、33分にはMFジブリル・ソウが追加点を決めた。バイエルンも37分にFWロベルト・レバンドフスキが1点を返すが、フランクフルトがその後も得点を重ね、5-1と大勝を飾った。

 日本人2選手は試合後のインタビューに応え、大勝を振り返る。鎌田は「バイエルンがあんまり良くない、ホームだし、チャンスはあるんじゃないかと思いました」と試合前から勝利を見据えており、「みんながしっかりチャンスをものにしたかなと思います」と喜びを噛みしめた。

 自身の起用については「最初は2トップで入って、その次に8番に」と明かす。「僕としてはFWで出るとは思っていなかった。もちろん中盤の方が僕はいいし、FWはFWで今日はチャンスがありそうな試合だった。続けていけばチャンスはまた来る」と次戦に気持ちを切り替えていた。

 一方、ベンチで試合を見守った長谷部は「一人少ないとはいえ、バイエルン相手に非常にいいゲームできた。このスタジアムで勝てたというのは大きいんじゃないかと思います」とその価値を語る。「うまくいっていないときのバイエルンだからより難しい試合になるとか、色んな予想は立ててたんですけど、早い時間帯に相手が一人少なくなったというのはある」と勝因のひとつを挙げた。

 自チームについては「試合の前に話していた戦う部分はしっかりとピッチの上で出せたんで。快勝といっていいんじゃないかな」とピッチ上の選手たちをねぎらう。「個の力はやっぱりバイエルンだなという感覚はあったんですけど。でも最後の最後のところでやらせなかったりとか、全体的にチーム全体が戦いきったなという感想は持ってます」。

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