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大迫勇也、独誌はチーム2位タイの評価「オオサコが退いてからブレーメンは主導権を失った」

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ブレーメンFW大迫勇也

 ブレーメンは2日に行われたブンデスリーガ第10節でフライブルクをホームに迎え、試合は2-2のドローに終わった。ドイツ誌『キッカー』は日本代表FW大迫勇也の交代によってブレーメンが「主導権を失った」と指摘している。

 9月中旬の練習でハムストリングを損傷し、ミッドウィークのDFBポカール2回戦ハイデンハイム戦に途中出場した大迫だが、3位フライブルク戦ではスタメンに復帰。開始早々の9分にFWミロット・ラシカの先制弾をアシストすると、59分DFテオドル・ゲブレセラシェによるチーム2点目の起点にもなり、負傷明けのため下げられた72分まで大きな存在感を発揮していた。

 しかし、ブレーメンは後半アディショナルタイムに同点弾を奪われ、リーグ戦5試合連続引き分けとまたも勝利を逃すことに。『キッカー』は「オオサコが退いてからブレーメンは主導権を失った」と題したマッチレポートでこの試合の最後の15分間について「バランスとコントロールがみるみる失われた。オオサコの代わりに入った(ジョシュ)サージェントが攻撃の中央でパスの受け手としての役割を十分に担うことができなかったことも影響した」と指摘した。

 なお同誌は大迫のパフォーマンスを単独チーム最高「1.5」のラシカに次ぐ、ゲブレセラシェと同じチーム2位タイの「2」と高く評価。久々の先発出場はブレーメンにとっての価値を示す内容となったと見られているようだ。(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)

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