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「現時点のベストメンバー」久保建英と堂安律はA代表回避でU-22代表に専念

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MF堂安律とMF久保建英の2人はA代表に参加せず、今回はU-22日本代表の活動に専念する

 A代表と東京五輪代表を兼任する森保一監督は5日、都内で会見し、17日のキリンチャレンジカップ・コロンビア戦(Eスタ)に臨むU-22日本代表メンバー22人を発表した。直近ではA代表に招集されていたMF久保建英(マジョルカ)、MF堂安律(PSV)、DF板倉滉(フローニンゲン)の3人もメンバー入り。森保監督は「今回はこの活動だけに専念してもらう」と明言した。

 14日にW杯アジア2次予選・キルギス戦(ビシュケク)、19日にキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦(パナスタ)を戦うA代表のメンバーは明日6日に発表予定。U-22代表のコロンビア戦後、A代表に合流してベネズエラ戦に臨むことも時系列的には可能だが、「広島で戦うU-22代表の選手はベネズエラ戦には合流しないということで理解してもらえれば」と、明日発表するA代表のリストに3人は含まれていないことを明らかにした。

 昨年9月にA代表の森保ジャパンが始動してからコパ・アメリカ(南米選手権)を除いて常にA代表に招集されてきた堂安は、森保監督就任後の東京五輪代表に合流するのは今回が初めて。今年6月以降、A代表に定着していた久保と板倉のU-22日本代表選出も今年3月のAFC U-23選手権予選以来となる。

 同時期にA代表のW杯予選も行われるタイミングでのU-22代表選出について指揮官は「A代表の活動は間違いなく重要で、アジア予選を軽視しているわけではない。ただ、東京五輪に臨むU-22代表の活動も非常に大切だと考えている」と説明。A代表の主力でもあるDF冨安健洋は負傷離脱中のため招集できなかったが、そうしたケガ人等を除けば「現時点でのU-22代表のベストメンバー」で東京五輪世代として初の国内での国際親善試合に臨むことになった。

「来年の東京五輪までの期間の中で、A代表に行っている東京五輪世代の選手をいつ融合するかのタイミングは常に考えながら活動してきた」。今後は12月28日に長崎でキリンチャレンジカップを戦い、来年1月にはタイで開催されるAFC U-23選手権にも参戦するが、来夏の東京五輪本大会まで活動期間は限られている。「オーバーエイジのことも考えながら、目の前の勝利とこれからのチームの発展、チーム作りの中でバランスを考えてやってきて今回の選考につながった」と、常に融合のタイミングを見計らってきたうえでの決断だった。

「融合のタイミングも今回だけがベストとは思っていない。12月、来年の活動も踏まえてプランの選択肢は持っているが、今回がまず融合できるタイミングかなということで、ケガ人を除いてベストなメンバーで活動させてもらう」。指揮官が描く今後の青写真は明かさなかったが、オーバーエイジに関しても言及。「まだ決めていないが、オーバーエイジも含めて東京五輪で金メダルを取るための最強のメンバーを招集したい。(オーバーエイジも)選択肢には入っているが、(オーバーエイジの選手を)選ぶかどうかは、最強のメンバーと思う中にオーバーエイジの選手がいることもあれば、そうでないこともあると、現段階では考えている」と話した。

(取材・文 西山紘平)
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