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先制弾の川崎F脇坂!! 憲剛の負傷離脱に「自分がやらないといけない」

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先制点を奪った川崎フロンターレMF脇坂泰斗

[11.5 J1第32節 浦和 0-2 川崎F 埼玉]

 前半28分に左足ミドルでゴールを脅かし、直後には正確なCKを谷口彰悟へと届けるなど、序盤から好機に絡んだ川崎フロンターレMF脇坂泰斗。そして、前半35分には試合を動かすゴールを陥れた。

 浦和のクリアをMF守田英正がヘッドで押し戻したボールに反応。「柴戸(海)選手が食い付いたのが背中で分かった」と、距離を詰めるMF柴戸海を鮮やかなターンでかわすと、「ディフェンスがいたのは分かっていたので、空いているコースにふかさないようにライナー性のシュートを狙った」と鋭い振りの右足ミドルでゴールを陥れた。

 浦和がACL決勝に進出したために、前倒しになったこの日の試合。直前の広島戦から中2日で行われ、次戦は中3日で首位・鹿島戦を迎える。ハードな日程となるが、「3つ勝ち切って上のチームにプレッシャーにかける意味でも、今日の勝ちは大きかった」と喜びを表した。

 3日にはMF中村憲剛が自身のブログで前十字靭帯損傷により今季はピッチに立てないことを明かした。「ポジションも同じなので、意識しないようにしても意識してしまう」と『中村のために』と意識する脇坂は、「憲剛さんが治療に専念できるよう、安心して治療できるように自分がやらないといけない」と決意して残りのシーズンに挑む。

(取材・文 折戸岳彦)
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