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バロテッリへの差別チャント問題、サポ団体リーダーは2030年まで出禁

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ベローナのサポーター

 ベローナは5日、ブレシアFWマリオ・バロテッリに対して人種差別チャントを歌ったウルトラスグループのリーダーを務めるルカ・カステリーニに対し、11年間の入場禁止処分を下したと発表した。

 今月3日に行われたセリエA第11節のベローナ対ブレシア戦、後半9分ごろに事件は起きた。バロテッリが左サイド深くでボールを保持すると、会場から鳴り響いたのは人種差別チャント。同選手はプレーをやめてボールを手に取り、ホームのサポーターが陣取るスタンドに蹴り込んだ。

 セリエAでは近年、試合中の人種差別チャントが問題視されており、主審の判断で中止を行っても良いというルール改正がなされている。しかし、この日は主審が一時中断した後に鳴り止んだため試合は続行。ホームのベローナが2-1で勝利した。

 試合後、バロテッリは自身の公式インスタグラムを通じて「ピッチ外で団結してくれたチームメート、メッセージをくれたファンのみんなにありがとう。心から感謝したい」とコメント。その上で「猿の真似をしていたサポーターの人間たちは恥を知れ」と抗議のメッセージを発していた。

 ところがその後、事態はさらに進展。ウルトラス・グループのリーダーが『レディオ・カフェ』のインタビューに答え、「彼はイタリア国籍だが完全なイタリア人ではない」「われわれにはアイデンティティーがあり、相手の黒人をからかうのは人種差別的な意味合いではない」などと発言していた。

 今回の処分ではこれに対してベローナが動いた形。「クラブの倫理原則と価値観に著しく反する表現と行動だった」とし、2030年6月30日まで11年間の出入禁止処分という結論が出された。

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