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チェコ王者のコンパクト布陣を崩せず…F組首位のバルセロナ、ホームで無得点ドロー

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FWリオネル・メッシも不発

[11.5 欧州CLグループF第4節 バルセロナ0-0スラビア・プラハ]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は5日、グループFの第4節を各地で行い、バルセロナ(バルセロナ)はホームでスラビア・プラハ(チェコ)と対戦した。バランス良く組織した守備ブロックを敷いた相手を崩せず、スコアレスドローで終幕。それでも2勝2分の勝ち点8で首位をキープした。

 バルセロナは今月2日のリーグ前節レバンテ戦で負傷交代したFWルイス・スアレスがメンバー外。FWアントワーヌ・グリーズマン、FWリオネル・メッシ、FWウスマン・デンベレの3トップで臨んだ。対するスラビア・プラハはチェコ代表GKオンドレイ・コラーシュ、ルーマニア代表MFニコラ・スタンチュらが先発した。

 ホームで勝ち点3を義務付けられるバルセロナに対し、スラビア・プラハの守備が目立つ展開となった。時には6-3-1のような形でコンパクトなブロックを敷くが、相手のスペースに入り込む動きには最終ラインの各選手がマンツーマン気味に対応。ハイラインでもパスの終着点はしっかりカバーし、危険なエリアへの侵入を許さない。

 これに対し、この日のバルセロナはトップ下のMFアルトゥーロ・ビダルが高い位置を取り、メッシと2トップにもなる4-4-2で攻める。また相手のマークを回避したウインガーが受けに下がり、DFネウソン・セメドやDFジョルディ・アルバが裏に抜け出すチャンスもあった。しかし、コラーシュの攻守に阻まれるなど得点には至らない。

 一時はスラビア・プラハのカウンターにも晒され、前半はスコアレスで終了。するとバルセロナのエルネスト・バルベルデ監督は後半開始時、J・アルバに代わってDFセルジ・ロベルトを投入する。後半11分にはデンベレを起点にS・ロベルトが絶好機を迎えたが、またもコラーシュのセーブに阻まれた。

 さらに後半14分、バルセロナはMFフレンキー・デ・ヨングのスルーパスにメッシが反応し、最後は横パスからビダルがネットに流し込んだが、メッシにオフサイドがあったとしてゴールは取り消し。31分には途中出場FWアンス・ファティの右足アウトパスにメッシがダイレクトで合わせたがコラーシュが止め、試合は0-0のまま幕を閉じた。

 ホームで痛い引き分けとなったバルセロナはこれで勝ち点8。ドローに持ち込んだ昨季チェコ王者のスラビア・プラハはこれで勝ち点2となった。この日は勝ち点4で並んでいるインテルとドルトムントが遅い時間のキックオフで対戦するが、バルセロナとスラビア・プラハの今節終了時の順位には影響がない。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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