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南野先発のザルツブルクは19歳FWが4戦連続弾も…ナポリに追いつかれドロー

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FW南野拓実は後半16分までプレー

[11.5 欧州CL第4節 ナポリ1-1ザルツブルク]

 UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)は5日、グループリーグ第4節1日目を行った。FW南野拓実とMF奥川雅也の所属するザルツブルク(オーストリア)は敵地でナポリ(イタリア)と対戦し、1ー1でドロー。南野はインサイドハーフで先発し、後半16分に途中交代となった。奥川はメンバー外となっている。

 同カードの第3節ではザルツブルクは2-3で惜敗。折り返しとなった今節ではリベンジを果たすべく3-5-2の布陣を敷き、南野はインサイドハーフで起用される。また19歳FWアーリング・ハーランドとFWファン・ヒチャンが2トップに並んだ。一方、2勝1分で今節にもグループリーグ突破の可能性があるナポリは4-4-2の布陣。2トップにはFWドリース・メルテンスとFWイルビング・ロサノが配置された。

 序盤はナポリのペースとなるも、ザルツブルクは前半10分にファン・ヒチャンがPA内でDFカリドゥ・クリバリに倒されてPKを獲得。ホーランドが左足シュートをゴール右隅に決め、4試合連続となる今大会7点目を挙げた。追いかけるナポリは同13分、FWロレンツォ・インシーニェがPA左角の外からクロスを入れ、ファーサイドのFWホセ・カジェホンがヘディングシュート。得意なパターンもボールはゴール左ポストに直撃し、同点には追いつけない。

 ザルツブルクは前半26分、ファン・ヒチャンが右サイドから折り返し、PA内の南野が詰めたもののトラップが大きくなって相手GKにキャッチされる。一方、ナポリは同44分に待望の同点弾。インシーニェのパスを受けたロサノはPA手前でカットインし、右足を振り抜いてゴール左隅に突き刺した。

 前半を1-1で折り返すと、ザルツブルクは後半15分に南野がゴール前でチャンスをつくるがオフサイドに。南野はそのままMFマジード・アシメルと交代となった。両者拮抗状態となると、ナポリは同28分にメルテンスと代えて切り札FWアルカディウシュ・ミリクを投入する。直後にはインシーニェが左サイドからロングシュートを放つが、クロスバーに直撃してしまう。

 ザルツブルクは後半29分にホーランドに代え、こちらも切り札FWパトソン・ダカを投入。ナポリも同41分にロサノに代えてFWフェルナンド・ジョレンテを入れるが、スコアは動かず、1-1で痛み分けとなった。今月27日の第5節では、ナポリは敵地でリバプールと、ザルツブルクも敵地でゲンクと対戦する。

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