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95〜96世代の国内組4人が初選出! 森保監督「いまと未来を考えて招集した」

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DF進藤亮佑(札幌)、MF古橋亨梧(神戸)、FWオナイウ阿道(大分)、DF荒木隼人(広島)

 日本代表は11月19日のキリンチャレンジカップ・ベネズエラ戦(パナスタ)に向け、国内組のDF進藤亮佑(札幌)、DF荒木隼人(広島)、MF古橋亨梧(神戸)、FWオナイウ阿道(大分)の4選手を初招集した。森保一監督は「いまと未来、どちらのことも考えて招集した」と理由を説明した。

 今回初選出された4選手はいずれも1995〜96年に生まれた若手選手。今回は東京五輪世代がU-22日本代表の活動に専念するため招集されておらず、過去にA代表選出の経験がありながら唯一の森保ジャパン初選出となる96年生まれのMF井手口陽介(G大阪)を含め、各ポジションの最年少にあたる。

 ルヴァン杯準優勝を果たした札幌の主力CBで今季リーグ戦6得点を挙げている進藤、大卒1年目ながら上位広島の定着した荒木、急速にクラブ規模を拡大する神戸で強力な攻撃陣に食い込む古橋、昇格組の大分を10得点で牽引するオナイウ。いずれもJリーグでの活躍を引っさげ、日本代表という最高の栄誉にたどり着いた形だ。

 森保監督は「まだまだ日本代表の活動で招集し切れていなかった素晴らしい選手たち、力を持った選手たちがいるということをベネズエラ戦で私自身も感じたい」と4人の活躍に期待。「日本代表の活動を見てもらう人にも、まだまだいい選手がJリーグをはじめとするチームにいるということを確認してもらえればと思っている」と語った。

 また指揮官は井手口にも言及。ロシアW杯アジア最終予選での活躍を振り返り、「最終的には本大会のメンバーにはならなかったが、ロシアW杯メンバーに入ってもおかしくない実力があった」と継続的な信頼を語ると「私だけでなく代表スタッフが視察を重ねている中でコンディションが上がってきている」と国内復帰後の活躍を評価した。

(取材・文 竹内達也)
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