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2大会連続で16強の壁破れず…U-17日本代表、無得点でメキシコに屈し敗退

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日本はメキシコに敗れ、16強で敗退となった

[11.6 U-17W杯決勝トーナメント1回戦 日本0-2メキシコ ガマ]

 U-17日本代表は7日(現地時間6日)、決勝トーナメント1回戦でU-17メキシコ代表と対戦し、0-2で敗れた。「死の組」と評されたD組を無敗首位で突破したが、F組3位のメキシコからゴールを奪えず、2大会連続で16強敗退となった。

 日本は第3戦のセネガル戦(○1-0)から4人を変更し、3試合連続でGKは鈴木彩艶(浦和ユース)。3試合フル出場だった主将のDF半田陸(山形ユース)が出場を見送られ、DFラインは右からDF畑大雅(市立船橋高/湘南内定)、DF鈴木海音(磐田U-18)、DF村上陽介(大宮U18)、DF中野伸哉(鳥栖U-18)。MF藤田譲瑠チマ(東京Vユース)とMF山内翔(神戸U-18)のダブルボランチで、右サイドハーフにMF成岡輝瑠(清水ユース)、左に三戸舜介(JFAアカデミー福島U18)。FW西川潤(桐光学園高/C大阪内定)とFW若月大和(桐生一高/湘南内定)が2トップを組んだ。

 序盤からメキシコに主導権を握られ、苦しい試合の入りとなった日本。縦パスで間に抜け出したFWエフライン・アルバレスやFWサンティアゴ・ムニョスに強烈なシュートを許したが、GK鈴木彩が連続の好セーブでピンチを救う。日本のファーストシュートは前半36分に三戸が狙い、続くチャンスは三戸とのワンツーから縦に突破した若月ゴールに迫ったが、至近距離でGKエドゥアルド・ガルシアに阻まれた。

 スコアレスで前半を折り返すと、後半11分に右CKから決定的なヘディングシュートを打たれる窮地も、半田に代わってキャプテンマークを巻く鈴木海が頭でクリアした。しかし、直後の後半12分、続く左CKからDFアレハンドロ・ゴメスのパスを最後はMFエウヘニオ・ピッツートに押し込まれ、メキシコに先制を許した。

 日本は反撃に出たが、次の一点を奪ったのもメキシコだった。後半29分、アーリークロスで前を向いたムニョスが持ち出し、寄せが甘いと見るやペナルティーアーク内から右足を一閃。CB2人の間を抜くミドルシュートを突き刺し、2-0にリードを広げた。

 日本は交代枠を使って2枚を同時に替え、後半33分に畑を下げてMF田村蒼生(柏U-18)、成岡を下げてFW唐山翔自(G大阪ユース)を投入。攻撃の圧力を強めたが、最後までゴールをこじ開けられず、0-2で敗戦。韓国が待つ準々決勝に進出できず、2大会連続で16強の壁に跳ね返された。

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