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出場校チーム紹介:北海(北海道)

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北海道王者・北海高の目標は全国8強

第98回全国高校サッカー選手権

北海高(北海道)

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▼全国大会日程
1回戦 0-1 高川学園高(山口)
■出場回数
11年ぶり10回目
■過去の最高成績
8強(51年度)
■その他、過去の主な全国大会成績
全国高校総体出場9回
■監督
島谷制勝
■主将
DF松本広大(3年)
■今季成績
[総体](全国1回戦敗退)
道決勝 1-1(PK4-5)札幌一高
全国1回戦 0-2 帝京大可児高(岐阜)
[リーグ戦]
札幌ブロックリーグ1部優勝(13勝1敗)
■予選成績
1回戦 3-1 網走南ヶ丘高
2回戦 2-0 北海道大谷室蘭高
準々決勝 1-0 駒大苫小牧高
準決勝 5-0 とわの森三愛高
決勝 1-0 札幌一高
■都道府県予選決勝布陣&レポート
[3-4-2-1]
     廣瀬拳太  
 湊琢登     芝西大希
  小田桂裕 杉山壮太
吉川哲太       藪中海皇
  水上路矢 坂本楓馬
     松本広大 
     原田耀人
[レポート]
 夏の王者・札幌一高とのインターハイ予選決勝の再戦。膠着した序盤から徐々に北海が主導権を握っていく。奪ってから縦に速い北海は司令塔のMF杉山壮太(3年)がテンポ良くボールを動かし、運動量豊富な右WB藪中海皇(3年)や大型FW廣瀬拳太(3年)がゴール前のシーンに絡んだ。札幌一はMF清水響生(3年)やMF山田倖蔵(2年)を中心としたサイド攻撃で対抗。北海は札幌一の粘り強い守備の前になかなか先制点を奪えずにいたが、後半17分、速攻から杉山がFW湊琢登(2年)へ素早く繋ぐと、湊がDF2人の間を抜け出して先制点ゴールを奪う。札幌一の反撃をGK原田耀人(3年)の好守などで封じた北海が1-0で勝ち、11年ぶりの全国出場を決めた。

MOM:FW湊琢登(2年)
「自慢のスピードでDFを攻略。一瞬の加速でDF2人を置き去りにして決勝点」
■道予選取材記者(編集部吉田)チーム紹介
夏からの成長示して全国8強へ
 選手権初出場は1951年度で、1勝して8強入り。日本代表でも活躍したMF山瀬功治(現愛媛)やGK北野貴之(現鳥取)らを輩出している伝統校は今回、北海道では北海道大谷室蘭高に次いで2校目となる10回目の選手権出場を決めた。
 今年のインターハイは北海道2位で2年連続全国出場。DF松本広大主将(3年)は帝京大可児高(岐阜)に敗れた初戦から、自分たちと全国で勝つチームのとの差について感じたという。「球際の強さや切り替え速さ、それをしっかりとできる運動量。そこを練習から意識した練習メニューをしてきた」。意識して伸ばしてきた部分は今回の選手権予選で発揮。高い位置で相手ボールを奪い、「最短最速でゴールに向かう」という特長をより引き出した。
 司令塔のMF杉山壮太(3年)は北海道屈指のタレント。また、大型FW廣瀬拳太(3年)や道予選決勝で圧巻の決勝点を決めたFW湊琢登(2年)、ハードワーク光る右WB藪中海皇(3年)ら個性のある選手が並ぶ。道予選決勝ではDF坂本楓馬(2年)が思い切りよく攻め上がるシーンや、左WB吉川哲太(3年)が個で相手の守りを打開するシーンも。全国でも良い形でボールを奪い、力強い攻撃に繋げる。一方でゴール前の守備も粘り強く、180cmのDF松本中心に予選5試合で1失点。「大目標はベスト8」(松本)に北海道王者が挑戦する。
 
■道予選取材記者(編集部吉田)注目選手
「最短最速」の攻撃をもたらす精度
MF杉山壮太(3年)
「味方の動きにピタリと合わせるパスで攻撃をスピードアップ。注目のゲームメーカーは負傷交代したインターハイの雪辱を誓う」

北のパワフルストライカー
FW廣瀬拳太 (3年)
「北海の最前線に君臨するストライカーは予選準決勝で2発。ポストワークとパワーショットで相手ゴールを破る」

“北海道のアザール”
FW湊琢登(2年)
「『自分の武器は推進力』と言い切るFWはそのキープ力とスピードでゴールへ。憧れはベルギー代表FWエデン・アザール」
■過去の全国大会成績
【08年度 第87回(1回戦敗退)】
1回戦 1-2 近大和歌山高(和歌山)
【05年度 第84回(2回戦敗退)】
2回戦 0-4 大津高(熊本)
【04年度 第83回(3回戦敗退)】
1回戦 2-0 徳島商高(徳島)
2回戦 1-1(PK4-3)韮崎高(山梨)
3回戦 0-1 鹿児島実高(鹿児島)
【90年度 第69回(1回戦敗退)】
1回戦 0-3 鹿児島実高(鹿児島)
【61年度 第40回(1回戦敗退)】
1回戦 0-1 勝山高(岡山)
【59年度 第38回(1回戦敗退)】
1回戦 2-3 熱田高(愛知)
【57年度 第36回(2回戦敗退)】
1回戦 2-1 関西高(岡山)
2回戦 0-1 城南高(京都)
【54年度 第33回(1回戦敗退)】
1回戦 0-1 夢野台高(兵庫)
【51年度 第30回(8強)】
1回戦 2-0 岡山朝日高(岡山)
準々決勝 0-2 三国丘高(大阪)
■登録メンバーリスト
1 GK 原田耀人(3年)
2 DF 藪中海皇(3年)
3 DF 松本広大(3年)
4 DF 坂本楓馬(2年)
5 DF 水上路矢(2年)
6 MF 大澤拓也(3年)
7 MF 吉川哲太(3年)
8 MF 芝西大希(3年)
9 FW 廣瀬拳太(3年)
10 MF 杉山壮太(3年)
11 FW 中野歩夢(3年)
12 MF 小田桂裕(2年)
13 DF 小林将大(3年)
14 MF 湊琢登(2年)
15 MF 天野浩希(3年)
16 FW 三盃孝弥(3年)
17 GK 澁谷昂生(2年)
18 FW 寒河江健人(2年)
19 MF 二木健生(3年)
20 MF 金田凌(3年)
21 GK 坂井海人(3年)
22 DF 東昇汰(3年)
23 DF 佐藤大樹(3年)
24 MF 井波勇太(2年)
25 FW 佐藤優多(1年)
26 MF 堀本壮玄(2年)
27 MF 杉島楓(3年)
28 FW 藤井崇正(3年)
29 DF 武田翔(2年)
30 MF 西沢勇輝(3年)

▼関連リンク
●【特設】高校選手権2019

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