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チャナティップが「天才的」と絶賛する日本のレフティとは…ティーラトンも「要注意人物」と警戒

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ティーラトン(左)とチャナティップのタイ代表対決に注目が集まる

 11月9日にニッパツ三ツ沢球技場で行われるJ1第31節、横浜F・マリノス北海道コンサドーレ札幌の一戦は、優勝争いを左右する大一番であるとともに、ティーラトンチャナティップのタイ代表対決にも注目が集まる。8日に配信されたDAZN(ダゾーン)の『Jリーグプレビューショー』では、そのふたりが登場。互いの印象、試合への意気込みを語っている。

 2004年以来の優勝へ。トリコロールが虎視眈々とその座を狙っている。得点ランクトップのマルコス・ジュニオールを中心とした攻撃陣は破壊力抜群。30試合を終えて56得点はリーグトップだ。直近では6勝1分と7試合無敗をマーク。首位・鹿島アントラーズに勝ち点1差でぴったり3位につけている。

 そんな横浜FMのなかで重要なタスクを担っているのがタイ代表のティーラトンだ。“悪魔の左足”とも呼び声も高い左足から繰り出される数々のキックは、アンジェ・ポステコグルー監督率いる横浜FMにとって欠かせないピースになっている。

 逆転優勝へ勢いをつける横浜FMだが、今節対峙するのは前回対戦で敗れた札幌。ティーラトンの盟友であるチャナティップが所属しており、前回対戦でも横浜FM相手に今季初ゴールを記録。高いテクニックで相手を翻弄し、シャドーの位置からコンサドーレの攻撃をけん引するタイの英雄だ。

 ティーラトンはチャナティップについて「可愛くて面白く、皆に愛されるキャラクター」としながらも、「ピッチに入ると彼は札幌の攻撃の要と言っても過言ではないし、注意しないといけない」と警戒感を示す。

 一方のチャナティップも「彼の性格は本当に負けず嫌い」とティーラトンの特徴を口にしたうえで「攻撃が得意でボールを失わないし、パスも巧い。ゴールにつながるプレーをすることができます。左サイドの攻撃は彼がタイで一番だと思います」と絶賛した。

 前回対戦はティーラトンが欠場し、ふたりの対決は実現せず。札幌の快勝に終わったが、果たして今回はどうなると見ているのか。ティーラトンは相手がどうこうというよりも、自分たちがブレないことが大切であると話す。

「詳細には言えませんが、マリノスのサイドバックは中に絞ってプレーする独特のスタイルを持っています。自分たちのサッカーをしっかりできればどんなチームも怖くないので、相手よりも自分たちの戦術を洗い直し、マリノススタイルで試合に臨みたいと思います」

 一方のチャナティップは横浜FMの好守両面に警戒感を強める。

「マリノスは攻撃面もそうですが、守備面でも非常にバランスが良いチームだと思います。ビルドアップの際にうまくトライアングルを作って攻撃を仕掛けられるチームです。ポジションチェンジも非常に多く、難しい相手ですが、ペトロヴィッチ監督が対策を考えていると思います」

 また、ティーラトンは、札幌で警戒すべき選手はチャナティップだけでなく「セットプレーのキッカー、福森晃斗選手は要注意人物だと思う。彼らの強力な武器の一つです」と話す。

 福森といえば、JリーグYBCルヴァンカップ決勝で叩き込んだ直接フリーキックは記憶に新しい。チャナティップは福森をこう絶賛する。

「私たちのチームがセットプレーで有利なのは福森選手のおかげなんです。福森選手の左足のキックは精度が高く質が良い。他の人にはない能力で天才的です。約3年、Jリーグでプレーしてきて、キック精度が高い選手はたくさん見てましたが、私のなかでは福森選手が一番すごいと思います」

 ともに連勝を目指して行われる一戦。ティーラトンは「トップ3が目標でしたが、ここまで来たら優勝を狙って頑張らないといけない」と話し、「タイ人同士としてこの試合を盛り上げていくのは、私たちの務めだと思います」と並々ならぬ意気込みを見せれば、チャナティップも「ティーラトン選手との対決はタイでも注目される試合だと思います」とコメント。「タイでプレーしている選手たちもJリーグでプレーしたい気持ちが強くなっています。レベルの高いJリーグでプレーすれば、能力も上がるのでタイの人たちは注目しています」と、母国での関心度も非常に高いことを強調した。

 タイからおよそ4600キロ離れた地、横浜で行われる一戦。タイトルの行方に影響するゲームであると同時に、タイサッカーの未来にとっても大切な試合となる。

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