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長崎が敵地で3発逆転! 4位山形は前半の退場者でリズム崩す

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[11.10 J2第40節 山形1-3長崎 NDスタ]

 J2第40節が10日に開催され、12位V・ファーレン長崎は敵地で4位モンテディオ山形と対戦し、3-1で勝利を収めた。前半12分に山形のFW大槻周平に先制点を献上したが、同28分に相手が退場者を出すと、同44分にMF澤田崇、後半24分にMF吉岡雅和、後半30分にFWビクトル・イバルボが決めて逆転。数的優位を生かし、5試合ぶりの白星で連敗を4でストップした。

 2位大宮を勝ち点5差で追う山形は、すでに昇格の可能性が消滅した長崎に対して立ち上がりから攻勢をかけると、前半12分に均衡を破る。右CKからキッカーのMF中村駿が右足でクロスを供給。ニアに飛び込んだ大槻がヘディングを試みると、バウンドしたボールが逆サイドのネットに吸い込まれ、チームトップの今季11得点目を挙げた。

 しかし、山形は前半28分にDFホドルフォが一発退場。DF角田誠のロングボールから裏を突いたFW呉屋大翔を後ろから倒し、決定機を阻止してしまった。長崎はこのファウルにより、PA手前右の良い位置でFKを獲得。同32分にキッカーのMF大竹洋平が左足で直接狙うも、シュートはクロスバーを越えた。

 それでも長崎は前半44分に追いつく。左サイドのDF香川勇気が右足でクロスを送ると、PA内右で受けた澤田が右足でシュート。ゴール左に決まり、今季3点目で1-1とした。

 数的不利の山形は後半開始からFW井出遥也を下げ、DF松本怜大を投入。5バックで長崎の攻撃を抑えつつ、前線に残る大槻やFW坂元達裕をシンプルに使って勝ち越しを狙う。

 優位に進める長崎は後半13分にビッグチャンス。右サイドのDF米田隼也がクロスを送り、PA内中央で競り勝ったイバルボが強烈なヘディングシュートを放つ。しかしクロスバーに嫌われ、逆転弾は奪えない。

 その後も相手ゴールを攻め立てると、後半24分にイバルボのフリックから呉屋がPA内中央へ抜け出し、DFやGKともつれてこぼれたボールに途中出場の吉岡が反応。無人のゴールに左足で流し込み、自身の今季4得点目で試合をひっくり返した。

 さらに後半30分、イバルボが呉屋とのパス交換を経てPA内左に持ち込み、切り返しから右足でシュート。松本に当たってネットを揺らし、リードを2点に広げる。イバルボはこれが加入後2ゴール目となった。

 山形は2枚目の交代カードでFW山岸祐也を投入した矢先の失点。ペースを取り戻せないまま1-3でタイムアップを迎え、自動昇格が遠のく2連敗を喫した。

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