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浦和に先勝のアルヒラル指揮官、第2戦は苦戦予想も「タイトルは我々のものになる」

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ラズバン・ルチェスク監督は優勝に自信

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は10日に決勝第1戦が行われ、アルヒラル(サウジアラビア)が浦和レッズに1-0と先勝した。ラズバン・ルチェスク監督は、選手のパフォーマンスに満足しつつも、第2戦は「厳しいものになる」と見ているようだ。AFC公式が同監督のコメントを紹介している。

 2年ぶりの再戦となったアルヒラルと浦和のカード。リベンジを期するアルヒラルは序盤から試合を支配し、浦和は守勢にまわる時間が多くなる。すると、後半にペルー代表MFアンドレ・カリージョのヘッドで均衡を破ると、その後も浦和を圧倒。1-0で勝利し、優勝へ王手をかけた。

 支配率は70%超え、後半に至っては浦和をシュート0本に抑えるなど、内容的にも圧倒したアルヒラル。ルチェスク監督は「選手たちが非常に良いパフォーマンスをしてくれたことに感謝したい。我々は多くのチャンスを作り出した。バランスを保ち、集中もしていたね」と選手の働きを称賛した。

 しかしながら、決勝点を挙げたカリージョだけでなく、元フランス代表FWバフェティンビ・ゴミスや元イタリア代表FWセバスティアン・ジョビンコといったタレントが何度も決定機を作り出したが、結果的に1点にとどまった。指揮官は「サッカーの試合で、5つのチャンスから5つのゴールを決めるのは簡単ではない」ことを強調。わずかなアドバンテージを持って臨む第2戦となるだけに「集中することが非常に重要になってくる」と続けた。

 アルヒラルは過去に2014年、2017年とACLで決勝に勝ち進んでいるが、いずれもタイトルに一歩届かず。そうした苦い経験もルチェスク監督は理解しているようで、「残り90分は非常に厳しいものになる」と油断はない。それでも「集中して準備を整えれば、タイトルは我々のものになると確信している」と、第2戦へ向けて大きな自信を抱いているようだ。

 決勝第2戦は24日に浦和のホーム・埼玉スタジアム2002で行われる。

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