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スペイン紙「なんてミサイル!」「GKは何もできなかった」久保建英が初ゴール含む全3点に絡む活躍で快勝導く!

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大活躍を見せたMF久保建英

[11.10 リーガ・エスパニョーラ第13節 マジョルカ3-1ビジャレアル]

 リーガ・エスパニョーラ第13節が10日に開催され、MF久保建英の所属する17位マジョルカはホームで9位ビジャレアルと対戦し、3-1の快勝を飾った。久保は2試合連続、今季4度目となるスタメン出場を果たし、リーガ初得点を含む全3ゴールに絡む活躍を披露。後半21分までプレーし、4試合ぶりの白星に貢献した。

 残留圏内ぎりぎりの17位に位置するマジョルカは前節から3人の先発メンバーを変更。2トップが縦関係に近い4-4-2の布陣を採用し、久保は右サイドハーフに入った。また、普段プレースキッカーを務めるMFサルバ・セビージャが累積警告で出場停止のため、久保が代役のキッカーを担当。すると序盤に久保がその左足から先制ゴールを呼び込んだ。

 前半11分に左CKから左足で送ったクロスは跳ね返されるが、こぼれ球を自ら拾ってPA内左にドリブルで進入。左足の巧みなタッチで2人の間を割って抜き去ると、3人目に倒されてPKを獲得する。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)によって確認が行われたが、判定は変わらず。同13分、キッカーを務めたFWラゴ・ジュニオールが右足でゴール左に突き刺し、先制点を挙げた。

 久保は前半21分にも魅せる。MFダニ・ロドリゲスが自陣の右サイドから速い縦パスを付け、久保が左足のヒールで落とすと、D・ロドリゲスが大きなファーストタッチで裏へ完全に抜け出す。PA内右から横パスを出し、ゴール前に駆け上がったFWアレイクス・フェバスのシュートは枠の左に外れるが、その前にGKとの接触でファウルを受けていたとしてPKのジャッジ。同24分、PKキッカーを担ったD・ロドリゲスはGKの逆を突いて右足でゴール左に沈め、リードを2点に広げた。

 スペイン『マルカ』はこのシーンについて、PK獲得に至る3対1の状況を作った久保のヒールパスを称賛。公式ツイッター(@marca)で「マジョルカがPK獲得! 久保からの見事なパスによって引き起こされた3対1だ」と綴っていた。

 マジョルカはバルセロナに次ぐリーグ2位タイの得点数を誇るビジャレアルの反撃を抑え、2-0でハーフタイムを迎える。後半4分にビジャレアルのMFサンティ・カソルラにPKで1点を返されたが、待望の瞬間はその4分後に訪れた。

 後半8分、久保がPA手前中央に絞ってA・フェバスの横パスを受けると、コントロールから左足を一閃。強烈なシュートがゴール右隅を射抜き、マジョルカ加入から出場10試合目で初ゴールを挙げた。スペイン『マルカ』も「なんてミサイルだ!」「(相手GKの)アセンホは何もできなかった」と脱帽。「クボの素晴らしい試合!」と活躍を称えた。

 3得点に関与した久保は後半21分にFWジョゼップ・セニェとの交代でお役御免。マジョルカは3-1のまま逃げ切り、4試合ぶりの白星を手にした。

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データ提供:Opta
※大会の公式記録と異なる場合があります

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