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初ゴールの久保建英、欧州4大リーグの日本人最年少得点記録樹立! 圧巻プレーに現地ファン唸る

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久保建英がリーガ初ゴール

 日本代表MF久保建英が所属するマジョルカは10日、リーガ・エスパニョーラ第13節でビジャレアルをホームに迎えた。先発した久保がリーガ初ゴールなど全3得点に絡む活躍で勝利の立役者となった。

 ここまで3勝2分け7敗で17位と苦しむマジョルカが、同5勝3分け4敗のビジャレアルと対戦した。2試合連続スタメンの久保は、4-2-3-1の右ウイングとしてスタートする。その久保はプレースキッカーのセビージャ不在ということもあり、セットプレーを担当。すると11分、久保は自身が蹴った左CKがクリアされたボールを拾ってボックス左で仕掛ける。鋭い突破でDF2選手の間を割った久保がイボーラに倒されると、これでPKを獲得。ラゴ・ジュニオールがPKを確実に決めて、マジョルカが先制した。

 勢いづいたマジョルカは続く23分、久保とのワンツーで抜け出したダニ・ロドリゲスからのパスを受けたフェバスがGKアセンホに倒されて再びPKを獲得。今度はダニ・ロドリゲスが決めて、マジョルカが2点をリードする。

 迎えた後半、マジョルカはPK献上で1点を返されるも、久保が53分に素晴らしいゴールを挙げる。ペナルティアーク左手前でボールを受けた久保は、左足を振り抜く。鋭いシュートをゴール右に突き刺し、待望のリーガ初得点を挙げた。

 その後、久保は67分にお役御免で交代。そのまま3-1で勝ちきったマジョルカは、4試合ぶりの勝利を手にした。久保は全3得点に絡む圧巻のパフォーマンスを披露。試合中、現地リポーターが「久保はここにきて最も完璧なプレーを披露している。観客は彼がボールに触れる度に大きな歓声をあげている」とレポートするなど、現地のファンを納得させるプレーを見せた。

 なお、18歳5か月6日でゴールを挙げた久保は、欧州4大リーグ(リーガ・エスパニョーラ、プレミアリーグ、セリエA、ブンデスリーガ)における日本人最年少得点記録を樹立。これまでの記録は、2007年にFW森本貴幸(現アビスパ福岡)がカターニャで記録した18歳8か月21日だった(欧州主要1部リーグ最年少弾は現ザンクト・パウリのFW宮市亮がオランダ・フェイエノールト時代に決めた18歳1か月29日)。

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