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プレミア首位攻防戦でも物議…モウリーニョが指摘するVARの問題は「一貫性」

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 ジョゼ・モウリーニョ氏は、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)の問題が一貫性の欠如にあると指摘した。

 プレミアリーグは10日に第12節が行われ、リバプールとマンチェスター・シティがアンフィールドで首位攻防戦を繰り広げた。この大一番ではリバプールが開始早々に立て続けに2得点を奪うと、後半の立ち上がりにもMFサディオ・マネの得点でリードを広げる。その後、MFベルナルド・シウバが1点を返したものの、マンチェスター・Cは1-3での敗北を喫した。

 また、この試合に関してはVARを取り巻く議論が大きく展開されている。リバプールが先制する前には、自陣ボックス内でDFトレント・アレクサンダー=アーノルドの手にボールが当たったが、PKは取られず。リーグ側は「不自然な体制ではなかった」と説明しているが、多くの解説者が判定に疑問を呈している。

 そのうちの1人であるモウリーニョ氏も、イギリス『スカイ・スポーツ』でVARの問題を指摘した。

「それについては十分に話し合ったと思うし、主な問題は単に一貫性に関することだと思う。この試合でのあれには本当に混乱させられた。ある週末にはペナルティーでなく、またあくる週にペナルティーになるだろう。私にとって、それは重要な点だ」

「この試合はとても素晴らしかったし、試合について多くのことを話すことができた。もう十分だよ」

 なお、現在フリーとなっているモウリーニョ氏は2016年夏からマンチェスター・ユナイテッドを率いていたが、2018年末に解任された。その直前のリーグ戦ではリバプールと敵地で対戦して1-3で敗れている。今回のマンチェスター・Cの敗北を見届けたモウリーニョ氏は、「私が最後にあそこで指揮をした時のことを忘れよう。その時に1-3で負けてクビにされたんだからね」と冗談めかしつつ語った。

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