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ミランOBがイブラヒモビッチ獲得に疑問「何のためになる?問題解決にならない」

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ミランOBがFWズラタン・イブラヒモビッチ獲得に疑問

 元イタリア代表FWのパオロ・ロッシ氏が、10日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』のインタビューに応じ、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチについて言及した。

 イブラヒモビッチは、ここ2シーズンにわたってメジャーリーグ・サッカー(MLS)のLAギャラクシーで活躍を続けているが、クラブとの契約は12月に満了を迎えるため、今後の去就が不透明となっている。そんな中、セリエA復帰の可能性が取りざたされている。インテル時代からイブラヒモビッチと親しいシニシャ・ミハイロビッチが指揮を執るボローニャが獲得に乗り出したほか、MLSのコミッショナーを務めるドン・ガーバー氏は、イブラの古巣であるミランも関心を示していることを示唆していた。

 かつて1982年にワールドカップを制覇したロッシ氏は、自身の古巣でもあるミランがスウェーデン人ストライカーの獲得を狙うことに難色を示している。

「復帰するのかどうかは分からない。並外れたキャリアを歩んできた選手ではあるが、彼がミランの問題を解決できるわけではない。一方から穴をふさいでも、水は他のたくさんの穴から流れ出るだろう。この投資は、将来的に有益なものではなく、この先6か月限りのものだ。だとしたら何のためになるだろうか」

「確かに彼は何らかの形で貢献できるだろうが、ミランには問題があり過ぎる。私はミラン幹部ではないが、チームを再建するのは難しいことだと思う。(マルコ)ジャンパオロ招へいは、勇気ある決断だった。しかしその後は、監督が自身の哲学を表現できるようになるまで時間を与えなければならなかった。今はチームを安全圏へと引き上げ、将来を見据えた基礎作りをしなければならない」

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