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英で今季導入のVAR…責任者「運用は10点中7点」「VARがいるからこそ正確にできる」

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プレミアリーグでは今季からVARが導入されている

 プレミアリーグのビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)責任者であるネイル・スウォーブリック氏は、今季から導入された同システムの運用について10点中7点の評価をつけた。英『BBC』が伝えている。

 5大リーグの中ではVARの導入が遅れたプレミアリーグだが、今季からいよいよ本格的に導入がスタート。他リーグでもしばしば話題の中心となっているVARは、やはりプレミアリーグでも数々の批判に晒されてきた。シェフィールド・ユナイテッドは第12節・トッテナム戦でVARの介入によりゴールが認められず、マンチェスター・シティはリバプール戦で2度PKを見逃されたと主張するなど、その批判の声がトップニュースになることも多い。

 しかしVAR責任者のスウォーブリック氏は「正直に言って、うまく運用を始めることができてとても喜んでいる。7点ぐらいをつけたいね」と口にしつつ、「VARがいるからこそ、私たちはより正確な判定ができるようになった。まだ運用を始めて間もない現在で7点がつくのだから、2年以内には8点か8.5点、もしくは9点がつくかもしれない。そうなることを祈っている」と希望を語る。

「VARを進化させるために、私たちはオープンでいる。私たちが暴走することはない。フィードバックをしっかり聞いて、どこを改善するべきかを見極め、それに注力するつもりだ」

 ゴールやレッドカード、PKといった重大な決断についての正確性は、昨シーズンの82%から90%を超えるところまで今シーズンは上昇。本来の役割でも確実に成果を伸ばしている。スウォーブリック氏は「今の成果には満足しているが、もちろん改善の余地がないというわけじゃない。まだ改善途中なんだ」とさらなる向上を誓っている。

『BBC』ではご意見番ギャリー・リネカー氏がVARの判定にかける時間は30秒から1分以内にするべきだと主張。それを超えるならば、その判定は修正が必要な明らかなエラーでないと判断できると考えている。

 スウォーブリック氏はこの提案に言及。「彼が言っていることは理解できる。だがどのような場合でも1分を超えてはならないと線を引く必要はないと思っている。それはできない相談だ」と語気を強め、「もし1分2秒で出た判定が正しかったとしてどうするのか。2秒すぎていたからといって、その判定を無視するのか」と語る。

 当然、審判団にとってもVARの運用は難しいものだ。

「自分の後ろのスクリーンで“VAR”が流されるときのプレッシャーは、言葉にするのも難しいものだ。デモンストレーションのためにメディアを呼んだとき、プレッシャーのない状態で彼らに審判をしてもらったんだ。彼らも本当に難しいと言っていた」

「私が審判をしていたときも、審判が批判されることはあった。だから私たちにとって目新しいことじゃない。それも私たちの仕事のひとつだ。ある意味で私たちは慣れている」

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