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昇格争い大一番で3位大宮は痛恨ドロー…2位横浜FCと2差で最終節へ

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大宮は大一番で新潟とドロー

[11.16 J2第41節 大宮1-1新潟 NACK]

 J2リーグは16日、第41節を各地で行い、大宮アルディージャはホームでアルビレックス新潟と対戦し、1-1で引き分けた。大宮は昇格争いの大一番で手痛いドロー。勝ち点1を積んで「74」としたが、前節まで「73」で並んでいた2位横浜FCが他会場で勝利したため、2差に離された。

 大宮は10日の第40節栃木戦(0-0)から1人を変更し、リベロにDF河本裕之が復帰。新潟は前節の岐阜戦(2-0)と同じスターティングイレブンが並んだ。[スタメン&布陣はコチラ]

 自動昇格圏浮上のために勝利が必須となる大宮は序盤からペースを握る。前半9分にDF櫛引一紀の右クロスをFWフアンマ・デルガドが落とし、MFイッペイ・シノヅカが右足ミドル。前半28分にMF茨田陽生、38分にMF奥抜侃志が決定機を迎えるが、いずれもGK大谷幸輝の正面を突いた。

 新潟はボール保持率を高めるが、MF石川俊輝とMF三門雄大が中央を締め、縦パスを寸断する。新潟は劣勢が続いたが、MF本間至恩がドリブル突破からチャンスを広げ、前半40分には中に切れ込み、フィニッシュに持ち込んだ。

 スコアレスで前半を折り返すと、後半立ち上がりは新潟も攻勢を強める。後半17分、左サイドから切れ込んだ本間がスルーパスを入れ、MF渡邉新太が鋭くカットイン。MFシルビーニョに預けてリターンを受けると、左足シュートをゴール左下隅に突き刺した。

 大宮は後半10分に茨田を下げてMFダヴィッド・バブンスキー、同21分に奥抜を下げてFW大前元紀を投入。後半25分にはフアンマを下げてFWロビン・シモヴィッチを投入し、交代枠を使い切る。システムを4-4-2に変更し、大前とシモヴィッチが2トップを形成した。

 後半34分、DF河面旺成がフィードを蹴り込むと、シモヴィッチが落とし、大前が素早くミドルシュート。決定的な場面だったがGK大谷が防いだ。終盤に向けて猛攻をかけると、後半42分にシモヴィッチがDF大武峻に倒され、PKのチャンスを獲得。キッカーは大前。右足で冷静にGKの逆を突き、ゴール右隅に突き刺した。土壇場で追いついたものの、互いに決勝点は奪えず、試合は1-1の引き分けに終わった。

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