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長谷部が主将アブラームの暴力行為に言及…先発復帰に向けては「準備できている」

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MF長谷部誠が主将の暴力行為に言及

 フランクフルトに所属する元日本代表MF長谷部誠は、主将ダビド・アブラームの前節での暴力行為は「終わったこと」とした。地元メディア『hr-sport』が伝えている。

 現地時間11日に行われたブンデスリーガ第11節フライブルク戦の後半アディショナルタイムに、アブラームは相手のクリスティアン・シュトライヒ監督に体当たり。主審にレッドカードを提示された同選手の行為をドイツサッカー連盟(DFB)のスポーツ裁判は重く受け止め、7週間の出場停止処分に加え、2万5000ユーロ(約300万円)の罰金処分を科すことを発表していた。

 フランクフルトはこの判決を受け、異議申し立てをすると伝えているが、試合をベンチから見守り、終盤のもみ合いにも関与しなかった長谷部は、チーム内ではその話はもう話題になっていないとコメント。『hr-sport』で「僕たちにとってはもう終わったことです。ロッカールームでももうその話はしていません」と話している。

「感情はサッカーに付き物ですからね」とも語る長谷部だが、アブラームが出場停止となることでスタメンの座を取り戻すと見られる。それについて問われると、「準備はできています」と返答したとのこと。また同メディアによると、アブラームは大事な選手ではあるも守備において十分なクオリティーを備えている考えも強調したという。

 一方、このタイミングでのインターナショナルブレイクについては「リエージュとフライブルクに敗れたあとなので、もちろん今回の中断は悔しい気持ちはあります」とコメント。「ですが、試合が多かったので、回復のためにはなります。ここからウィンターブレイクまで頑張りたいと思います」と気持ちを切り替えている。

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