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シュート22本猛攻も開始4分の1点に泣く…プレミア好成績の大津、全国届かず:熊本

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FW宮原愛輝は表彰式の間、ずっとうつむいたままだった

[11.16 高校選手権熊本県予選決勝 大津0-1熊本国府 水前寺]

 大津高が県予選で負けた。シュート数は相手の5本に対して22本。しかしゴールネットを揺らした数だけ。前半4分の失点が最後まで重くのしかかった。

 FW宮原愛輝(2年)は両軍最多の7本のシュートを放った。しかし前半からシュートを打つたびに、何度も何度も頭を抱える。後半は29分のFKはクロスバー、さらに37分の右サイドからのシュートもクロスバーをかすめるなど、運を味方につけることは出来ず。試合後の表彰式では終始、うつむいたままだった。

 新人戦、総体予選と連覇。高校年代最高峰のプレミアリーグWESTでも高体連では最高位の4位と好成績を残す大津は、2年連続となる県内3冠への期待は高まっていた。インターハイ2回戦で敗れた青森山田高へのリベンジの想いも強くしていた大津だが、選手権は県予選で姿を消すことになった。

(取材・文 児玉幸洋)
●【特設】高校選手権2019

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