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鮮やかな連係から新潟MF渡邉新太が2戦連発、来季に繋がる手応え

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先制ゴールを挙げたMF渡邉新太(11番)

[11.16 J2第41節 大宮1-1新潟 NACK]

 アルビレックス新潟が自動昇格圏2位を争う大宮から先制ゴールを奪取した。「ボールを受ける選手が大宮のプレッシャーをしっかり受けて、出して動いてを繰り返したことが良かった」とMF渡邉新太。前半は苦戦したが、後半はパスを動かして相手のプレッシャーをかわし、チャンスを量産した。

 後半だけで両チーム最多となる4本のシュートを放った渡邉が存在感を示した。先制点を目指して攻守が激しく入れ替わる中、後半9分にカットインから鋭いミドルシュートを狙う。迎えた後半17分、鮮やかな連係から今度はチャンスを仕留めた。

 MF本間至恩のスルーパスを受けた渡邉は再び右サイドから鋭くカットイン。MFシルビーニョに預けてリターンを受けると、強烈な左足シュートをゴール左下隅に突き刺した。「2回目はシルビーニョが見えた。練習中もシルビーニョと息は合うので、練習通り」という納得の一撃だった。

 すでにプレーオフ出場圏浮上の可能性は消滅しているが、モチベーションを保つのが難しい状況で2試合連続ゴール。「サイドハーフの守備が求められて、試行錯誤してきた。しっかり守備をやりつつ、点を取るのがいい選手だと思う」と、来季に繋がる手応えをにじませている。

(取材・文 佐藤亜希子)

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