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「スコットランドに帰って練習します」…食野亮太郎、インパクト残せなかった7分間

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U-22日本代表MF食野亮太郎(ハーツ)

[11.17 キリンチャレンジカップ U-22日本代表 0-2 U-22コロンビア代表]

 ピッチに送り込まれたのは後半38分。0-2と2点のビハインドを背負っている状況だった。何とか流れを変えようとしたU-22日本代表MF食野亮太郎(ハーツ)だったが、ゴールを演出することはできなかった。

「負けていたし、ドリブルで仕掛けるシーンがなかなかなかったので、アクセントを加えようと仕掛けるつもりで入った」

 4-2-3-1のトップ下の位置に入ると、積極的にボールに絡み、リズムをもたらそうとする。持ち味のドリブルで状況を打開しようとするだけでなく、後半44分にはPA外から思い切りの良いシュート。しかし、「シュートの下手さが出た。あの1本をしっかり枠に飛ばせるように、スコットランドに帰って練習します」と悔やんだように、ボールは枠の上に外れた。

 与えられた7分という短い時間で、何かを残そうと奮闘するも、0-2のまま試合終了のホイッスルが吹かれる。「流れを変えたかったし、ゼロで終わるより1で終わりたかった」と肩を落とした。

(取材・文 折戸岳彦)
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