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経営学を学びながらプレーするロドリ「リバプールに負けた後も勉強に励む」

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文武両道を成立させているロドリ

 欧州フットボール界で、しっかりと文武両道を成立させている選手がいる。マンチェスター・シティに所属するスペイン代表MFロドリだ。

 現在23歳のロドリは、シティという欧州のトップチームでプレーしながら、現在もスペインのジャウメ1世大学で経営学を学んでいる。スペイン『マルカ』とのインタビューに応じた同選手は、イングランドで学び続けることの難しさを明かしつつ、それでも経営学修士を修める意欲を示す。

「スペインでプレーしていたときの方が、勉強は難しくなかったけどね。3日毎に試合があるけれど……、うまく管理していけばすべてをこなす時間はあるよ。確かに、僕は授業に参加できないし、多くのサポートを受けていることは事実だ」

「僕の第一の目標は、経営学の修士を獲得すること。これは個人的な挑戦なんだよ。その後にも、何かしらに取り組む事になるだろう。自分の頭をフットボール以外のことにも使いたいんだよ」

 経営学の勉強は、プロ選手として活動する上で、ある程度は気晴らしにもなるようだ。

「例えば、リバプール戦で負けた後などには、違うことを考えた方が良い。家族や子供のことをね。でも、僕にはそういう存在がいないから、勉強に励むわけだよ」

「敗戦した日に勉強に取り組めるかと言ったら、無理だよ。でも、勉強はすべてを相対的に考えることに役立ち、次の試合にまた違う姿勢で取り組むことができる。だって、3日毎にまた新たな決勝を戦わなくてはいけないんだからね」

 最近のフットボール選手像にはタトゥーが付き物だが、ロドリはそうしたことに興味を持っていないという。

「僕は普通の青年だ。自分にとっては、地に足をつけて過ごすことが大切なんだよ。僕はいつだって普通の人間だった。それが僕という人間で、そうやって人生を過ごしていきたい」

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