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京都橘は夏に歴史変えた世代が冬も…MF佐藤主将「僕たちの代で優勝して歴史を変えたい」

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京都橘高のMF佐藤陽太主将は全国制覇を目標に掲げた。(写真協力=高校サッカー年鑑)

 冬もチームの歴史を塗り替える。京都橘高(京都)のMF佐藤陽太主将(3年)は18日に行われた全国高校選手権の組み合わせ抽選会に出席。2回戦で鵬学園高(石川)との対戦が決まると、「(相手の情報は)全く分からないですけれども、名門の星稜高校と戦って、それを破って全国出場を決めているので、実力はあると思う」と印象を口にした。

 今夏のインターハイでは、チームの過去最高成績・ベスト8を更新してベスト4進出。だが、準決勝は後半終了間際に桐光学園高(神奈川)の注目エースFW西川潤主将(3年、C大阪内定)に決勝点を奪われ、初の決勝進出を果たすことができなかった。

 佐藤は最も対戦したい相手として、まだ未決定の神奈川県代表(11月30日決勝)を指名。「一番やりたいのは神奈川県代表で、桐光が来てくれるのを願っているんですけれども、反対のヤマにいるんで決勝で桐光とやって優勝したいです」。優勢に試合を進めながら1点に泣いた夏の悔しさは「試合に出ていない選手も含めて全員が思っている悔しさ」だという。宿敵・桐光学園が神奈川県予選を突破して全国決勝まで勝ち上がってくるとは限らないが、現時点では夏の悔しさをファイナルで晴らして優勝したい考えだ。

 今年の京都橘は十分に優勝争いに食い込む可能性が高い。関西を代表するMFの佐藤をはじめ、高速レフティーのMF高木大輝(3年)、ともにインターハイ優秀選手のFW梅村脩斗(3年)とFW 梅津倖風(3年)の“梅・梅コンビ”ら攻守に力のある選手が揃い、京都府予選決勝では延長戦で計6人を入れ替えて決勝点をもぎ取る強さも示している。

 まずは初戦だ。京都府代表は14年度大会で京都橘がベスト8へ進出した後は、4年連続初戦敗退中。それだけに、佐藤は「去年出れていないし、ここ最近、京都としても勝つことができていないので、まずは初戦勝つためにもこの(全国大会までの)期間を大事にして、良い準備をして、初戦に臨みたいと思います」と力を込めた。

 初戦で勢いをつけて、目標達成へ。その思いは強い。「(夏は)全国3位で京都橘の今までの歴史では一番だったんですけれども、選手権では(12年度の)準優勝が一番の結果で、それを越えるには優勝しか無いので、僕たちの代で優勝して歴史を変えたいと思います」と佐藤。自分たちの世代が冬も京都橘の歴史を変える。

(取材・文 吉田太郎)
●【特設】高校選手権2019

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