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EURO本大会出場のフィンランド、熱狂は想像以上…代表主将「経験したことがない」

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 フィンランド代表のキャプテンを務めるMFティム・スパルフが、改めて熱狂を振り返っている。

 フィンランドは先日、EURO2020本大会出場が決定。本戦出場が決まった15日のリヒテンシュタイン戦直後は歓喜に沸くサポーターがピッチ上になだれ込むなど、国は興奮に包まれた。こうした熱狂ぶりについてスパルフは『Goal』の取材で「普段は、フィンランド人は内向的で控えめだし、感情をうまく表現できないんだ。だから、試合終了の笛が鳴った直後のことはとても興味深いね。僕は抱きつかれ、キスされ、どれだけ愛されているかを伝えられたよ」と話している。

 さらに、その後も大きな熱狂は続いた模様。サポーターたちだけでなく、選手たちも歓喜に酔いしれたようだ。

「ピッチでのお祝い後、僕らはサウナで30分を過ごし、ビールを飲み、歌を歌った。その後は家族と食事をして、ヘルシンキにあるクラブで夜もお祝いをしたよ」

「これに匹敵するようなことは経験したことがない。フットボールよりもはるかに大きなものだと感じたし、国全体が盛り上がっていると思ったね」

 チーム内に関しても「コーチングチームは優れた職場環境を作り、怒られることを心配することなく、ピッチでリスクを冒せる」とポジティブに話したスパルフ。来夏の本大会でもフィンランドの躍進は見られるだろうか。

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